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2017年の人気プログラム言語10選を徹底比較!気になる年収や求人、学習難易度まで

2017年の人気プログラム言語10選を徹底比較!気になる年収や求人、学習難易度まで

2017年もプログラマーへの求人は堅調で、優秀なプログラマーは引く手あまたのようです。これはIT市場全体が、IoT、車載デバイス、スマートフォン、クラウド、人工知能やロボットなどへと広がりを見せていることが背景にあるようです。

まず、昨年2016年におけるプログラム言語ごとの求人年平均と求人数をまとめてみました(順位は求人件数)。

順位 言語 求人年俸額平均 求人件数
1 Java 3,717,682円 3,170
2 PHP 3,702,015円 2,226
3 JavaScript 3,834,622円 1,349
4 C# 3,637,554円 1,287
5 C++ 3,623,874円 1,119
6 Ruby 3,907,946円 1,054
7 VisualBasic 3,494,283円 920
8 Objective-C 3,792,417円 546
9 Perl 3,797,349円 539
10 Python 4,054,142円 513
11 Swift 3,937,649円 293
12 COBOL 3,494,283円 270
13 C 3,577,911円 237
14 Scala 4,406,963円 157
15 ActionScript 3,586,600円 57
16 アセンブラ 3,376,531円 54

数字は「HRog(http://hrog.net/2016103141896.html)」様からの引用です。2016年中間集計版のため、最終的な集計結果とは異なる可能性がありますが、大きな傾向は変わらないでしょう。
それでは、10位から順に言語ごとの特長他を見ていきましょう。

Python (求人数 第10位)

Pythonの求人数:513件/求人年俸額平均:405万4142円

求人数第10位には、最近話題になることも多い「Python(パイソン)」がランクインしました。Webサービスから統計解析にまでと幅広く利用されているプログラミング言語です。 また、超小型PCのRaspberry PiのPiは、Pythonに由来しており、いわゆるラズパイとの親和性が非常に高い言語でもあります。

Pythonの長所

インデントを使って構文のブロックを表現するなど、簡潔で見やすいコードを書きやすいという特徴があります。数学系のライブラリが充実していることから、データ分析や機械学習との親和性が高いのも特長です

Pythonの短所

Pythonはインタプリタ型言語なので、実行速度はJavaやC言語などのコンパイル型言語と比べると速くはありません。また書籍や日本語の情報は増えてきましたが、まだが少ないのが難点と言えます。

Pythonの学習難易度:★★★

先に触れたようにPythonは書きやすく習得しやすい言語といえます。ただし、汎用的であるがゆえに、どのようなプログラムを開発したいのかはっきりとした目的意識をもって取り組む必要があるでしょう。

Pythonの将来性と具体的な仕事像

求人数は、第10位と比較的少ないものの、求人年俸平均は400万円を超えており、他の言語に比べて高い水準にあると言えます。プログラマーの他にもデータサイエンティストといった新しい職業にも必要なスキルとして人気が出ています。

Perl (求人数 第9位)

Perlの求人数:539件/求人年俸額平均:379万7349円

9位に入った「Perl」は歴史のあるテキスト処理に適したスクリプト言語の1つです。以前は、Web開発と言えばCGIとPerlによるものが多かったため、現在でも一定の求人需要があります。ただし、求人全体としてはPHPやRubyなどの新しい言語に移っているようです。

Perlの長所

システムのログファイルを集計することや、CSVファイルを作成するなどのテキスト処理を行うことに向いています。このためサーバなどのシステム管理者には現在でも需要があります。

Perlの短所

Perlはオブジェクト指向が後から付け加えられた言語です。そのため、オブジェクト指向のプログラムを学ぶにはあまり適していません。また、大規模なシステム開発にはあまり向いているとは言えません。

Perlの学習難易度:★★

Perlは古くからある言語で、学習環境や書籍などが比較的そろっています。また、多くのLinux環境では最初からPerlを利用できるのではじめる敷居は高くないと言えます。

Perlの将来性と具体的な仕事像

現在では、Web系の開発はPHPの需要が多く新規案件でPerlを使うケースは少ないようです。テキスト処理もRubyやPythonでも同じようなことができるため、Perlの求人は一定の需要がありますが、新規で学習をはじめることはあまりお薦めしません。

Objective-C (求人数 第8位)

求人数:546件/平均年収:379万2417円

求人数第8位には、Apple製品向けの開発言語「Objective-C(オブジェクティブシー)」がランクインしました。現在では、このObjective-Cに代わる言語として、Swiftも提供されていますが、求人数では引き続きObjective-Cの方が多い状況が続いているようです。

Objective-Cの長所

Apple製品向けの開発では長くObjective-Cが使われてきました。このため、書籍を含め学習環境やノウハウは充実しています。また開発環境である「Xcode」はApple社より無償で提供されています。

Objective-Cの短所

逆に「Xcode」は、Macでしか利用できないため、Objective-Cの利用はMacユーザ以外には敷居が高いのが難点です。また他の言語に比べて習得が難しい言語の1つです。

Objective-Cの学習難易度:★★★★

比較的難しい言語であるC言語が元になっているため、学習環境が整っていても自己学習は優しいとは言えません。

Objective-Cの将来性と具体的な仕事像

Objective-Cは、今後もしばらくはiOSアプリ開発の柱の1つであることは間違いないでしょう。ただ、iOSアプリの開発はSwiftに移行していくことが予想されます。プログラミング経験のない人が学習をはじめるならよりモダンなプログラミング言語であるSwiftの方が習得しやすいでしょう。

Visual Basic (求人数 第7位)

Visual Basicの求人数:920件/求人年俸額平均:349万4283円

求人数第7位には、Microsoft社の「Visual Basic」がランクインしています。Windows向けアプリの開発言語として広く業務システムにも利用されていましたが、最近ではMicrosoft社のクラウドサービスであるAzure上の開発言語としても広がりを見せています。

Visual Basicの長所

Visual Basicは、プログラミング言語の中でも比較的読みやく書きやすいものの1つです。開発環境として同じMicrosoft社が提供するVisual Studioを利用するため、効率よく作業ができるようになっています。

Visual Basicの短所

Visual Studioは、Mac版の開発も進められていますが、現状ではWindowsでの利用が大前提となっています。このため、MacやLinuxユーザには敷居の高い物になっています。

Visual Basicの学習難易度:★★★

学習のための書籍やチュートリアルが多くあり、比較的自己学習がしやすい言語です。ただし、Visual Basicはいくつかのバージョンがあるため、新しく学習するには最新版ではじめることをお薦めします。

Visual Basicの将来性と具体的な仕事像

WindowsアプリだけではなくAzure上のWeb開発もできることから今後も求人はありそうです。ただし、同じMicrosoftが提供しているC#(求人件数第4位)の方が求人件数が多いため、どちらを選ぶかは悩ましいところです。

Ruby (求人数 第6位)

Rubyの求人数:1054件/求人年俸額平均:390万7946円

6位には、国産プログラミング言語の「Ruby」がランクインしました。日本人のまつもとゆきひろ氏によって開発されたことで知られています。現在では特にWebアプリケーション開発で利用されることが多い「Ruby on Rails」というフレームワークを対象とした求人が多いようです。

Rubyの長所

Rubyはシンプルで制約が少ない言語の1つです。作者が日本人だけあって日本語の資料も多く、各地でのコミュニティ活動も盛んです。

Rubyの短所

インタプリタ型言語なので実行速度はコンパイル型言語のJavaやCに比べて遅いです。自由度が高い言語のため、他のプログラマーが書いたものが場合によっては読みにくい可能性があります。

Rubyの学習難易度:★★★

Rubyは習得しやすい言語の1つと言えます。一方であわせて学んでおきたい人気のフレームワークである「Ruby on Rails」はWeb開発などの周辺知識も必要になるため、時間はかかりますが、学習する価値は高いと言えます。

Rubyの将来性と具体的な仕事像

Rubyとあわせて「Ruby on Rails」は、少ない人数で早くサービスを作ることが容易です。このため、スタートアップ企業などの案件でよく利用されており引き続き需要が期待できそうです。求人年俸額平均も他の言語と比べて高い水準にあります。

C++ (求人数 第5位)

C++の求人数:1119件/求人年俸額平均:362万3874円

第5位に入ったのは「C++」です。シープラスプラスと読みますが、単にシープラプラと呼ばれることが多いです。元々はC言語の拡張版として、オブジェクト指向の考え方を取り入れた言語ですが、その後も様々な機能が拡張されています。組み込み系やゲーム開発などに広く利用されています。

C++の長所

C++は自由度が高く、C言語のような手続き型の書き方もできれば、オブジェクト指向を使った書き方もできます。C言語を習得していれば、覚えやすい言語です。また、実行速度もC言語と同じぐらいの速度が出せます。

C++の短所

プログラムの自由度が高いということは、熟練のプログラマーが書くプログラムと初心者が書いたプログラムでは、天と地ほどの差があるということです。また、C++のオブジェクト指向は他のプログラム言語と比べて複雑であり、熟練プログラマーでも使いこなすことは難しいとされています。

C++の学習難易度:★★★★★

C++をいきなり学習するのは難しいため、まずはC言語をある程度理解してからの学習が望ましいでしょう。ただ、C言語も比較的学習が難しい言語であるため、自己学習には時間がかかるかもしれません。

C++の将来性と具体的な仕事像

組み込み系、制御系や、ゲームなどの開発において幅広いニーズがあります。さらに今後は、IoTや車載システムなどの分野での需要が期待できそうです。

C# (求人数 第4位)

C#の求人数:1287件/求人年俸額平均:363万7554円

4位には、Microsoft社の「C#(シーシャープ)」がランクインしています。用途としてはWindowsアプリを筆頭に、Azure上の開発などMicrosoft製品で幅広く利用されています。最近ではXamarinというiOS/Andoroid両方のアプリが開発可能なツールで利用できるなどと急速に利用範囲が広がっています。

C#の長所

第7位に入ったVisual Basicと同じく、開発環境として同じMicrosoft社が提供するVisual Studioを利用するため効率よく作業ができるようになっています。言語としても比較的読みやすく書きやすい物の1つです。

C#の短所

Visual Studioは、現状ではWindowsでの利用が大前提となっています。このため、MacやLinuxユーザには敷居の高い物になっています。

C#の学習難易度:★★★

Visual Basicと同様に学習のための書籍やチュートリアルが多くあり、比較的自己学習がしやすい言語です。ただし、C#の利用範囲が広がるにつれあわせて学習が必要な周辺技術も増えてきており、目的によっては学習に時間がかかる場合もあるでしょう。

C#の将来性と具体的な仕事像

WindowsアプリだけではなくAzureやスマホ開発にも可能性が広がっています。また、Microsoftの他にAmazonのAWSでもC#の利用が可能になるなど、今後も求人は増えそうです。

JavaScript (求人数 第3位)

JavaScriptの求人数:1349件/求人年俸額平均:383万4622円

第3位は、いわゆるフロントエンド開発にかかせない「JavaScript」が入りました。JavaScriptはブラウザで動くプログラム言語であり、手軽に動かしやすい言語でしょう。また、サーバサイドで動く「Node.js」や「Electron」と呼ばれるデスクトップアプリケーションを作成するツールも登場するなど、今後の発展性が期待できる言語の1つです。

JavaScriptの長所

JavaScriptはブラウザとエディタさえあれば、気軽に始めることができます。簡単なJavaScriptでアニメーションを作ることや、Webページで様々な効果を出すことができるJQueryなどのライブラリを手軽に使うこともできます。それだけではなく、Webアプリケーションを開発するためのAngularJSやReactといったフレームワークも発展してきています。

JavaScriptの短所

JavaScriptは現在も発展途上中の言語といえます。1年で状況が大きく変わることもあり、JavaScriptを使用したフレームワークもどんどん変化しています。このため、最新状況を把握し続けることが大切です。

JavaScriptの学習難易度:★★

JavaScriptは書籍、学習サイト等に様々な教材が存在します。自分のレベルや目的に合わせて教材をじっくりと選びましょう。まずはJavaScriptの文法を一通りマスターして、Web制作に必要なフレームワークの利用方法を学ぶとよいでしょう。

JavaScriptの将来性と具体的な仕事像

求人件数、求人年俸額平均ともにJavaScriptは高い水準にあります。プログラマーだけでなく、Web制作に係わりたい人にとっても必須のスキルの1つと言え、今後も需要が期待できます。

PHP (求人件数 第2位)

PHPの求人数:2226件/求人年俸額平均:370万2015円

第2位にランクインしたのは、おなじみ「PHP」です。元々は第9位のPerlのようにテキスト処理にも使える言語でしたが、今やWeb開発のための言語と言ってよいでしょう。小規模、中規模なWebアプリケーションだけでなく、フレームワークも充実してきており比較的大規模なものもPHPで作成できるようになってきました。。

PHPの長所

Webアプリケーションを作成することだけに特化すれば、学習期間が比較的短くて済むという長所があります。ほとんどのレンタルサーバで実行することができるので、実行環境を簡単に得られることも大きな魅力です。書籍やWebの情報も多いので、学習もしやすいでしょう。

PHPの短所

逆に、Webアプリケーション以外の目的にはあいません。例えばスマホアプリ作成が目的なら別の言語が必要になるでしょう。また、HTMLにPHPのプログラムを埋め込んで記述するため、コードが読みにくくなるとい欠点もあります。

PHPの学習難易度:★★

プログラムを記述する自由度が高く、開発環境の準備も容易なことから、習得の難易度は高くありません。書籍や情報も数多く存在しています。個人でも自己学習は十分可能です。

PHPの将来性と具体的な仕事像

Webサービスの開発に特化したいのであれば、最も習得しやすい言語の1つと言えます。「WordPress」や「EC-Cube」など、PHPで動作するオープンソースの製品も非常に多いため、求人は今後も安定的に存在しそうです。

Java (求人件数 第1位)

求人数:3170件/求人年俸額平均:371万7682円

第1位は、昨年に引き続きJavaがランクインしました。社内の業務システムから、Androidアプリの開発まで幅広く利用されており、世界中で最も使用されているプログラミング言語の1つではないでしょうか。これからプログラミング言語を学習したい人は、迷ったらJavaを学んでおけば、応用が利きやすいでしょう。

Javaの長所

RubyやPythonといったインタプリタ型よりは高速で実行できます。Androidアプリの開発はベースがJavaになっているため、アプリ開発をしたい人はJavaを学習しておきましょう。とにかく仕事で使えるようになりたい人は、Javaを学んでおく方がよいでしょう。

Javaの短所

Javaは20年の歴史をもつ成熟した言語ですが、現在も改訂が継続的にがあるため継続的な学習が必要です。また、開発対象が多岐にわたるため関連する周辺知識の習得も必要になります。

Javaの学習難易度:★★★

オブジェクト指向を学ぶには平均的な学習難易度です。書籍や情報も多く、比較的自己学習しやすい言語です。

Javaの将来性と具体的な仕事像

Javaは金融機関のシステムなどにも多く利用されており、この分野の求人は引き続き期待ができそうです。また、現在はAndroidのアプリ開発にも使用されるため、求人件数は増えていく傾向にあるでしょう。

まとめ

求人件数上位のプログラミング言語を順に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。各プログラミング言語、それぞれ歴史的背景や一長一短があり、どれを選んでというのはなかなか難しいのが現状です。自分の目的や将来像を念頭において、合うものを検討してみて下さい。

また、今回はランク外でしたが今後の成長が期待できそうなApple社のSwiftや、求人数は少ないものの年俸では他の言語に比べて非常に高いScalaといった言語もあります。あわせて調べてみてはいかがでしょうか。

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