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オウンドメディアにおける主サイト送客のコンバージョン設定

オウンドメディアにおける主サイト送客のコンバージョン設定

前回までは、オウンドメディア立ち上げの基本的な考え方や計測の基礎について解説してきました。 今回からはいよいよ具体的にオウンドメディア運営のノウハウについて解説します。

まずは、運営前にかならず行うべき設定、コンバージョン設定を見てきます。

効果測定に必要な機能とは

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オウンドメディアといえどもコストやリソースをかけて運営するわけですから、効果測定を行うべきです。

その際の目安となる指標がユーザー数と送客数です。どれくらい多くのユーザーを呼び寄せ、そして本家サイトへ誘導できたかを検証しながら運営します。いずれも、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで測定が可能です。

集客については、Googleアナリティクスを実装すればすぐにデータが集まります。いっぽう送客については、以下の2つの機能を追加する必要があります。

1.主サイトへのリンクを検知できる

オウンドメディア内に無数にあるリンクの中から、主サイトへの発リンクを検知する必要があります。リンク先に、主サイトのURLが含まれるなどを調べます。

また、リンクのなかでも主サイトへの送客をしたならば、Googleアナリティクスのイベントトラッキングを使いコンバージョン計測が可能になります。

2.パラメータをつける

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主サイトで効果検証がしやすいよう、パラメータをつけることがのぞましいです。

パラメータとは、URLの挙動には影響せず次のページヘ、バトンのように情報を追加/付与できる機能です。

たとえば以下の2つのURLは全く同じサイトへジャンプします。ただ2番めのURLでは情報を追加できています。この例では、2015年9月11日配信のメルマガ内に記載した、という意味を付加できています。

https://toiroha.jp/
https://toiroha.jp/?mail=20150911

パラメータは、任意の文字や数字を記述できます。ただし、Googleアナリティクスに認識させて付加情報を効果測定に役立てるためには、指定の文字列を使います。

主サイトではオウンドメディアからの送客を正確に把握できるようになります。

なお、これらは、主サイトとオウンドメディアとで、別のGoogleアナリティクスを設置している前提で書いています。

なぜパラメータをつけるの?

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オウンドメディアからのアクセスは、主サイトではどう計測されるのでしょうか。

それは参照リンクと分類されます。上図のように、リンクを張られたさまざまなサイトの中の1つとして埋もれてしまうことになります。

これでは、効果測定を効率的にはできません。そこで、上記のパラメータを付加して、任意の分類で計測しようというわけです。

主サイト送客の効果測定を設定する

前述の2つの機能を満たしていれば、実現させる方法はどんな方法でも構いません。もっとも簡単に行うには、主サイトへ向かうリンクのすべてを以下のように記述することです。

メリットとしては、誰が見ても何をしているのかがわかる、反面、面倒である、打ち間違いの可能性がある、などです。

主サイトへのリンクのすべてに、上記のonClick="~"のくだりを入れるだけです。

イベントトラッキングとは

Googleアナリティクスでページビューのほかに、クリックなどユーザーの行動を計測できる機能です。

ga('send','event','カテゴリー','アクション','ラベル',値,{'nonInteraction':1});

カテゴリーとアクションは必須です。ユーザーの行動を分類する基本になります。たとえば上記では、cvというカテゴリーでclickというアクションを記録し、分類させています。

ラベル以降は任意です。ラベルと値(数字)は自由に設定できます。{'nonInteraction':1} を入れますと、クリックを直帰率に影響させなくできます。効果測定にかかわる指標以外を変えたくない場合は、入れておくと無難です。

イベントを目標設定する

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主サイトへのリンクにイベントトラッキングを仕掛けたら、あとは効果測定するために、Googleアナリティクスで目標設定をしましょう。

上図のように、ビュー設定>目標設定 から行います。タイプは「イベント」を選び、イベントトラッキングで設定した名称を入力すればOKです。

「コンバージョンの目標値としてイベント値を使用」というのは、送客した(ゴールした)ときに、金額換算でいくらに該当するか、という指標。どのページがゴールに貢献した、などと検証ができるようになります。

もともとga('send','event',~ );に値を書いておけば認識してくれます。

これで、主サイトへの送客を検知して、かつ効果検証できるようになりました。また、主サイトでも、オウンドメディアからの流入を識別することができ、そちらでも効果検証が捗るようになります。

送客検知とパラメータ付与を一括で行う

いちいちAタグにonClickを書くのは面倒くさい!間違えたらどうするの?そう思われた方も多いと思います。

そう言われると思い、スクリプトを組んでみました。以下のスクリプトを、の直前などに入れて下さい。jQueryをすでに読み込んであれば、そのくだりは不要かと思います。

Aタグでかつ、外部サイトtoiroha.jp のリンクのみ検知し、ジャンプするときにURLにパラメータを付与してくれます。paramの内容と、toiroha.jpの修正を忘れないようにしてください。

上記コードにより、パラメータが付与されたあかつきには、主サイト側のGoogleアナリティクスでは、以下のように分類されます。

参照元:BLOG
メディア:ownedmedia
キャンペーン:NEWS

なおパラメータについては上記はあくまで一例です。さまざまなオウンドメディアで、これらのパラメータを見ることができます。また運営の方針やどういう視点で効果検証するのかによって名称や分類はさまざまです。いろいろと調べてみて、自分なりの設計をしてみてください。

まとめ

今回は、オウンドメディア運営の効果測定をする準備をしました。
主サイトへの送客を監視し、主サイトでも検証しやすくなるようパラメータを付与する。 そのさいには、主サイトへのリンクにイベントトラキングを仕込めば良い、ということでした。 重要なのはパラメータを適切に付与することで、ここは1文字でも間違ってはいけませんので、注意してください。

パラメータは使いこなしますと、さまざまな場面で応用がきくテクニックですので、初めての方はぜひこの機会に慣れることをおすすめします。
送客がうまくいって、オウンドメディアから主サイトへの流入が増えるといいですよね!

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