プレゼン資料構成のコツ!ダメなプレゼンテーションに潜む妖怪たち
世の中のダメなプレゼンテーションは妖怪の仕業という話
「何を言いたいのかわからない」「とにかく退屈で眠くなる」「スライドのどこを話しているのか不明」「プレゼンターが画面を見て文字を読み上げているだけ」などなど、あなたもそんなダメなプレゼンテーションに出会ったことがあるのではないでしょうか。実はこれらのダメなプレゼンテーションには、妖怪が取り憑いているのです。
我が家に伝わる「プレゼン百鬼夜行」にそれらの妖怪たちのことが書かれています。「プレゼン百鬼夜行」は黒船来航(嘉永6年)の頃に書かれた書物で、触善術(当時はプレゼンテーションをこう呼んでいた)に取り憑く妖怪たちが紹介されています。
三大プレゼン術の話
触善術は芸逸(ゲイツ)を開祖とする舞玄蘇風党(マイクロソフト)の「波話法印道」(パワーポイント)、浄仏(ジョブズ)を開祖とする林檎衆(アップル)の「奇異之音」(キーノート)に、有梅(アルバイ)を開祖とする拡大縮小回転の術を使う新興の「触事」(プレジー)が三大触善の術と呼ばれていました。中でも芸逸(ゲイツ)は幕府お抱えの触善術指南役となり「波話法印道」(パワーポイント)が広く普及していました。一部の地域では「波話法印道非ずんば触善術にあらず」という言葉も残っているほどの勢力でした。
第一話は「妖怪過剰餓鬼」
「プレゼン百鬼夜行」は触善(プレゼン)を業(なりわい)とする触善師(プレゼンし)のひとりである遊禅堂が書いたもので、平成の現代にも潜む妖怪たちが紹介されています。また、これら憑き物である妖怪を落とす法についても書かれています。
登場する妖怪は、「過剰餓鬼」「八つ目鰻」「二口伝言」「怪行」「ぬっぺら病死」「生表形惨」「白囲魅」「柄壁」「矢返し」「動鬼魔血」「飽鬼羅霊」「三無」「先黄泉」などなどから…
第一話は「過剰餓鬼」です。これからしばらく、ダメなプレゼンテーションに潜む妖怪たちとお付き合いいただきます。
✴︎「プレゼン百鬼夜行」及び「触善術」はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。(by PreZenDou)