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文字数がポイント!見やすいスライドとは?プレゼン資料構成のコツ

文字数がポイント!見やすいスライドとは?プレゼン資料構成のコツ

世の中のダメなプレゼンテーションには妖怪が取り憑いています。プレゼン百鬼夜行はそんな妖怪の正体を暴きお祓いをしていきます。

 

大量の蠅

 会社員Sさんの話です。取引先の事業説明会に午後3時から参加することになっていたSさん。前の会議が紛糾して予定より40分もオーバーしてしまいました。10分ほど遅れての会場入り、プレゼンテーションは既に始まっています。会場は200名ほど入れるところですが、席はもうわずかしか残っておらず、後ろから2番目の席をどうにか確保しました。まだプレゼンテーションは始まったばかりで、話に追いつこうとスクリーンの方を見ると・・・

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大量の蠅がスクリーンに停まっています。蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅!?

Sさんは目をこすってもう一度スクリーンを見ます。

やはり、蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅蠅が!

スライドを覆い尽くす大量の文字

 Sさんが見たのは文字で書かれた文章だったのです。Sさんは後ろから2番目の席に座ったので文字が読めず、文字が蠅のように見えていたのです。
パワーポイントが使われ始めた頃、このようなスライドが巷に溢れていました。文字だらけのスライドです。このスライドは妖怪「過剰餓鬼」に取り憑かれていたのです。

最近はこのような「過剰餓鬼」に取り憑かれたスライドはあまり見ることは少なくなりました。それでも、油断しているとSさんのように「過剰餓鬼」に出会うことがあります。「そもそも見えないものを見せている」これほど無駄なことはありません。
一番ひどい過剰餓鬼は「話す内容をそのまま文章にして、スライドをびっしり埋めつくしている。」状態です。

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過剰餓鬼の憑き物落とし

 「過剰餓鬼」

一、文の階層構造を考えて箇条書きにする

 箇条書きにするときには、文の階層を揃えて書きます。同じ階層の文は同じサイズで、階層が下がる時は改行して行頭を下げて明確に階層がわかるようにしましょう。

二、階層は第2レベルまでとする

 パワーポイントのテンプレートでは箇条書きを第5レベルまで記入できるようになっています。(もちろんそれ以上も記入できます)スライドにするときは、階層を第2レベルまででとどめるようにします。どうしても、それ以上になってしまうようであればスライドを分割して2枚にするなど、構成を考え直します。

三、文字数を16文字以内に抑える

 映画の字幕の文字数をご存知でしょうか。通常は16文字程度で表示されています。人がひとめで理解できる文字数が16文字だからです。一行が16文字以内に収まるように文を見直してみましょう。

四、フォントの最小サイズを決めておく

 以前はフォントの最低サイズは24ポイント以上と一般に言われていましたが、スライドの解像度やフォントの種類によって同じサイズのフォントでも見える大きさは変わってきます。デフォルトだと28~44ポイントのサイズになっています。ちなみに4:3サイズのスライドの場合40ポイントだと16文字におさまるちょうど良いサイズです。

五、文章を短く表現できるように工夫する

 過剰な説明の文章になっていないか見直してください。話の文脈の中で省略しても理解できることもあります。話し言葉ではなく、キーワードにしたりや体言止めにすることで短く、わかりやすくすることが可能です。

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次回

第2話は箇条書きにまつわる妖怪「八つ目鰻」です。

プレゼン百鬼夜行」及び「触善術」はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。(by PreZenDou)

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