効率的なインプットとアウトプットを行うためには

効率的なインプットとアウトプットを行うためには

オンラインには情報が溢れています。数多のWebサイトがあり、その中には日々情報を発信するニュースサイトはもちろん、多くの個人ブログ、ソーシャルサービス、Webアプリケーションと情報が次々と作られていきます。そうした情報を全て受信していては一気に溢れてしまい、情報の波に飲み込まれてしまうのがオチです。

そこで今回は個人的な経験をもとに、いかにして効率的なインプット/アウトプットができるかを考えてみたいと思います。

1. 重要なのはアウトプット

情報をただ詰め込み、出力しないのであればそれは全くムダなことです。システム開発を行っている人であれば経験があると思いますが、結果に反映される訳でもないのにオペレータに多数の情報入力を強要したり、ユーザ登録時に様々な属性を入力させる場合があります。その結果として、マーケティング部門が活用したり商品開発を行う上で指標として活用されれば良いのですが、実際にはそのようなことはないのではないでしょうか。それがムダな情報のインプットです。

基幹系のシステムを開発する場合、アウトプットから考えていくのがよくある手法です。請求書のようなフォーマットや、貸借対照表のような帳票として必要な項目は入力しなければなりません。が、それ以外の情報は実は無用なのです。配送するための納品書を印刷する上で住所情報を出力する必要があるならば入力は必須ですが、好きなスポーツの話なんて全く無用な情報です(そして大抵活用されない!)。

マーケティング部門が自社の顧客属性について「このような趣向の人たちです」と提示することはできますが「ああ、そうなのか」で終わってしまうことが殆どです。これは単なる自己(または自社)満足に過ぎません。

同じことが自分の情報収集でも起きていませんか?

インプットとは誰かのアウトプットであり、それなりの考察を含め楽しめるコンテンツになっています。そのため自己満足を高める上ではとても楽しいものです。ですがインプットを幾ら増やしたところでアウトプットが伴わないのであれば全く意味がありません。むしろアウトプットに使えないインプットはムダとさえ言えます。自分がアウトプットしたい情報に合わせてインプットを求めていくのがあるべき姿です。

2. 受動的インターネット

約20年くらい前にインターネットが一般的になってきた当時は「個人で情報発信できる」「アグレッシブに情報を収集する」といった点が注目され、新聞やテレビ等のオールドメディアが受動的(Push型)メディアと言われたのに対して、インターネットは能動的(Pull型)メディアと言われてきました。しかしフィードリーダーやメール、ソーシャルサービス、Google等の登場によって情報収集が効率化し、いつの間にかインターネットで情報を収集する行為自体が受動的になってしまっています。その環境に慣れるとインプットを増やすのは容易になりますが、逆にインプット過多になってしまう場合やアウトプットが困難になる可能性があります。クリック一つでメモといった行為が主流になると殆ど記事を見ることなくボタンを押すだけで収集した気になってしまいます。例えるなら机に教科書とノートを広げるだけで勉強した気になると言った感覚かも知れません。

3. アウトプットから考えるインプット

まず何をアウトプットするか考えてみましょう。MOONGIFTの場合は幸いして「オープンソース」がキーワードになっているので情報の取捨選択がとても楽になっています。そのように何についてアウトプットするかを選択する必要があります。プログラミング言語といった幅広いものではなく「Rails」「PHP」「node.js」「会計システム」「CRM」「物流」などキーワードを自分なりにセグメントすることが重要です。できれば自分の業務やビジネスキャリアに沿ったものが良いでしょう。キーワードが見つかったら、それに合わないインプットは全て切ってしまいます。

4. 心配がありますか?

もしかするとネタ的な情報が収集できなくなって心配(?)するかも知れませんが、安心してください。もし本当に面白い情報であれば、多少アンテナが低くなっても引っかかってきます。話題になった情報だけを拾ったとしても、アウトプットする訳でもないので何の問題もありません。誰かが知っていて自分が知らない情報に対する危機感を感じるかもしれません。でも大丈夫です。知らない時には知らないから教えて欲しいと言えば良いのです。知っている人は人に教えられて満足でき、あなたも情報が収集できて満足します。人は話を聞いてもらえると気持ちよくなるので、かえって相手との関係は良好になるかも知れません。知らないことは知らないというのが大事なのです。

5. どこに何をアウトプットするか

アウトプット=ブログ、といった考えがあるかもしれませんがそんなことはありません。個人的なメモ(Evernoteなど)でも良いでしょうし、単なるテキストファイルでも良いでしょう。アウトプットする場所は特に問題ではありません。なぜならアウトプットは自分のためにあるのであって、他人の意見は(とりあえず)必要としていないからです。

その代わり大事なのは、記事の概要を書くのではなく「あなたがどういう感想をもったか」を一緒に書いておくということです。とりあえずURLだけメモしておいて、後で読み返すとしたら一度読んだ時間がムダになってしまいます。その場で読んで、その場で思ったことを書き記しておくのです。文字数は問題ではありませんが、後で思い出した時に探せる程度には書いておくべきでしょう。

6. タグ管理の弊害

情報を見栄えよく管理しようと思った時によく行われるのが「タグ」による管理です。確かに整然と並んだタグはとても綺麗です。ですがタグに特定のルールを付けたり、何らかの意味を持たせるとタグ付けをする前に以前に付けたタグを確認したり、書き方が以前と違ってデータが分かれてしまう問題もあります。むしろタグとして使われるキーワードを感想の中に埋め込んでしまい、後で検索して情報を取り出す方が自由度が高いので楽ではないでしょうか。

7. お勧めの情報源

これはあくまでも個人的なレベルですが、はてなブックマークをタグで絞り込んだりDeliciousのタグを使ったフィードはあらかじめ情報がフィルタリングされているのでお勧めです。他人が登録した後、配信される情報なので多少遅れますが、一次情報の発信元(執筆者など)が自分でタグを付けてブックマーク登録することは多いので、その場合は他の人より早くキャッチできるでしょう。

また、この方法の利点としてキーワードに関連する新しい情報源が発見できるという点があります。自分が知らなかったブログ、ニュースサイトをタグを使って広げていくことが可能です。そうしたブログをさらにインプットとして追加していけば、情報精度はより高まっていくはずです。

8. 情報源の整理

はじめにインプットを減らすのと同様、定期的に情報源の取捨選択をしましょう。個人のブログは特に書き手の興味によって内容が徐々に変化していくものです。キーワードに外れてきたものを購読し続ける意味はありませんので、思い切って切ってしまいましょう。もしキーワードに関連するならばソーシャルブックマークを通じてまた散見されるようになるはずです。単純にインプットする時間が増えればアウトプットに費やす時間は削られてしまいます。アウトプットする時間を確保するためにインプット時間を制限したり、内容を絞り込んでいくというのは大事なことです。

9. まとめ

色々な情報に手出しできれば良いのですが、一日の時間は24時間と限られていますのでそれは叶いません。また、情報収集するだけで生活できれば良いのですが、それもあり得ません。そうなるといかに効率的に収集するかが大事になります。その基準として「アウトプット」を念頭に置くという方法を紹介しました。得られた情報に対して感想なり自分なりの判断をつけてアウトプットするというのは、言わばナレッジ化です。アウトプットする場所はオンラインにこだわる必要はありませんので、情報収集はするけれど身になっていないな…と感じる方は参考にしてください。

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