バズって拡散されやすい記事を作るための3ポイント
バズられる記事を作りたいが、どのようにして作れば良いのかわからない……。このように思っている方も多いことでしょう。ただ闇雲にコンテンツを作っているだけでは、思うように拡散されません。タイムリーな話題や共感を得られそうなネタであっても、拡散されるかどうかは記事の作り方によって変わってきます。では、どのようにして拡散されやすい記事を作ればよいのでしょうか。 今回は、拡散されやすい記事を作るための3ポイントをご紹介します。
【1】テーマの決め方
まずは、記事の内容を決めましょう。具体的な内容を考える前に、テーマやジャンルを絞っていくようにすると「何を書くか」で手が止まってしまうこともありません。拡散されやすいジャンルについては、 「記事の拡散に関する知識 その1」で紹介しています。
テーマやジャンルを決めたら、想定読者をある程度絞りこみましょう。ただし、ニッチになりすぎると逆に拡散されにくくなってしまうため、あまりマニアックになりすぎないよう気をつけましょう。
<POINT>- テーマやジャンルを絞る
- 想定読者を決める
- ニッチになりすぎないように気をつける
【2】ネタの収集方法
拡散される記事を書くときに重要になる作業が「ネタの収集」です。さまざまな記事やブログを読んでコツコツと集めていくことも大切ですが、それでは時間がかかりすぎてしまいます。タイムリーに記事を発信していくためにはスピード感も必要です。
そこで、便利なツールを使って効率良くネタを収集していきましょう。キーワード検索やサイト指定でシェアされやすいネタを分析することで、より拡散されやすい記事を作ることができます。
<使えるツール例>また、ネタ収集にはネット上だけではなく、本や雑誌を読むことも効果的です。ライティングやディレクションの初心者であれば、過去にバズった記事を読むことも大きな勉強になります。
<POINT>- ツールを使って分析しながらネタを集める
- 本や雑誌からもネタは収集できる
- 過去にバズっている記事で勉強する
【3】記事のまとめ方
自分の経験や知識を書いたものやまとめ記事など、内容は全く異なる種類の記事であっても全体のまとめ方としては共通のポイントがあります。それは、原因や理由と結果を明記することです。結果だけを羅列しても、「ふ~ん」と思われるだけで終わってしまいます。
拡散される記事は、人に教えたくなるほどの情報がつまっていなければなりません。結果だけを見ても「それで?」と疑問をもったままになってしまいます。原因や理由もしっかり書くことで記事を読んでいる人を納得させるようなまとめ方を心がけましょう。
さらに、意見を書くときはもちろん、ノウハウを提供するときも断言することが大切です。「〜といわれています」「〜かもしれません」などのように、書かれている内容があやふやな記事では、誰かに教えるほどの内容ではないと思われてしまいます。「なるほど」と新たな気づきが生まれるような書き方をしましょう。
<POINT>- 原因や理由と結果を明記する
- あいまいな表現は控える
【注意点】記事デザインや配信するタイミングに気をつけよう
バズられる記事は、内容だけではなく配信のタイミングやデザインにもこだわって作られています。タイムリーな話題であれば旬なうちに発信しなければなりませんし、他に大きな話題のあるときに別なネタを配信しても注目が集まらず拡散につながりません。
また、ソーシャルボタンの位置や数などといったデザインによっても拡散されるかどうかが変わってきます。直感的に押したくなるような位置にボタンを設置しましょう。欲張ってたくさんのボタンを用意しても拡散がばらけてしまい数値として伸びていきません。メインのソーシャルメディア3つくらいに絞るとよいでしょう。
<POINT>- 最適なタイミングで配信する
- ソーシャルボタンのデザインや位置に気をつける
- 拡散先は3つ程度に絞る
おわりに
まずは、ひとつ書いてみることをおすすめします。作成を進めていくうちに自分なりの書き方が見えてくるようになり、拡散のためのコツなども身についていくはずです。それまでは手が止まる度に基本に戻って、ポイントを確認しながら仕上げていきましょう。
ライター紹介:土屋 菜々
フリーライター
東京都出身。長男が1歳になる直前の2012年夏からライター活動を始める。保育士資格・幼稚園教諭免許をもつママライターとして子育て・家庭・美容に関する記事を得意としている。2015年現在4歳と2歳になる男の子を育てながらフリーライターとしてのステップアップを目指して奮闘中。本当の趣味は読書と映画観賞。ザ・男の子を2人抱える今の趣味は実益を兼ねた料理。