ユーザープロフィール

ゲストさん

ヒアリングからブルーオーシャンを発掘する | ヒアリング実践講座 第16回

ヒアリングからブルーオーシャンを発掘する | ヒアリング実践講座 第16回

仮説発掘とは「比べる軸」を探すこと

ヒアリングは仮説発掘に向いているとお伝えしてきましたが、実際に新規事業をつくるための仮説はどう創るのか? 簡単な方法は四象限に区切ったポジショニングマップを書くことです。

第三回 実例からヒアリング調査のイメージをつかむでご説明したネコワーキングの事例を元に紹介します。

このヒアリングを行う以前に作ったポジショニングマップの代表例は下記2つです。
これはヒアリングを行う前の情報収集の段階で作りました。 余談ですが、二次情報で取れるものは出来るだけとってからヒアリングを行うのがより効果的です。

画像

画像

画像

最初に考えていたコワーキングスペース案は、他の競合他社と比べて特段なんの特徴もない位置にいることがよくわかります。

この時、事業作りの前提がいつかありました。
コワーキングスペース自体は非常に参入障壁の低いビジネスです。極端なことを言えば部屋さえあれば誰でも開設することが出来てしまいます。
そこで、何らか差別化をする必要がありました。

差別化と言っても何でもできるわけではありません。
零細企業として行う予定でしたので、大手資本がやってきたら負けるようなことは行わないようにと考えました。
その上で利用者にとっても魅力的な差別化が必要です。

こんな状況の中で、差別化のポイントになったのが 第三回 実例からヒアリング調査のイメージをつかむに記載したヒアリングです。

ヒアリングで得られた情報は、具体的な案「猫」がよいと言う話でしたが、オフィスの中で休む場所がないというのがオフィスワーカーにとっての本質的な課題です。 そこで、【癒やしを提供するコワーキングオフィス】というのがネコワーキングの差別化ポイントにしました。

画像

画像

ポジショニングマップをつくってもキレイに差別化が出来ています。
このような比較する軸を探すのにヒアリングの仮説発掘は有効です。

ただ、最初からこんなにキレイにはいきません。しっくりこない図ばかりが出来ることが多いです。 何度も書きなおしながら、新しい情報を付加していく中で出来ます。ですから、ぜひ量をこなすことをおすすめしています。

画像

ブルーオーシャンだから成功するわけではない

この時に気をつけて頂きたいのが、ただ差別化すればいいというわけでもない事です。
差別化を強烈にして他の競合他社が居ないブルーオーシャンを取りに行くこともありますが、ブルーオーシャンだから事業がうまくいくわけではありません。 どのような戦略もメリット・デメリットが両輪で存在します。ブルーオーシャンのデメリットは広げにくかったり、市場を形成できなかったり、顕在ニーズが存在しなかったりすることです。

ネコワーキングの場合は先述した通り、どうしても差別化しなければいけない理由がありましたので差別化ポイントを探しております。 他のフレームワークにも当てはまることですが、状況や事情に合わせて使い分けましょう。

まとめ

  • 仮説発掘とは「比べる軸」を探すこと。ポジショニングマップで言えばその軸になるモノ。
  • 仮説発掘には、何度も書きなおして作り続けていくことが大事。
  • 事業は差別化はすれば良いというものではない。

※ 著者の広瀬眞之介が開発したコミュニケーショントレーディングカードゲーム「ヒーローインタビュー」はここで説明した事を無理なく実践練習できるようにしております。詳細知りたい方は公式サイト( http://www.hero.black/)まで。

※ ウツ会議 ( http://www.mtg.blue/
クラウドファンディング開催中(2015年12月まで)

PR_infeed

PR_Relative

オウンドメディア運営会社の皆様へ

s

ページトップ