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仕事のできるエンジニアになるための14か条(後編)

仕事のできるエンジニアになるための14か条(後編)

前編に続いて後編です。

8. 無駄を知る

前編での価値を知るの逆になります。無駄というのはコストでしかありません。そのため、極力無駄を省かなければなりません。そのためには1にも2にも「なぜ、これをするのか」を考える必要があります。何も考えずに無駄と決めつけるのは、やりたくない仕事をしないで済む理由を考えているだけにすぎません。どのような仕事であっても何らかの意味はあるはずで、それを見いださなければなりません。ただ何も言わずに言われたことだけを行うのは仕事のできる人のすべき行動ではありません。

考えた結果、もっと効率的な方法で同じ結果を得られると分かれば、試してみるのも良いと思います。その結果がうまくいけば部署内で提案し、ワークフローを変えて改善を図るのが良いのではないでしょうか。

9. 外部で名を挙げる

人というのは第三者の評価によって自分の中での評価を変える傾向があります。最大の第三者は外部の人です。企業においてコンサルティングを用いる一つの理由に、第三者の評価を得ることで妥当性または改善点を見いだしたいというのがあります。ただしその答えは自分または自社の中で出せていることも多いのが実情です。中の人だけでは地位や背景によってうまく答えが導きだせない時に、コンサルティングを用います。

同様に社内での評価が低いと感じる場合、外部で名を挙げるという手法があります。また自分自身にとっても企業の後ろ盾のない状態でどれだけの価値があるのか知る、いいきっかけになります。外部での評価とはすなわち、オンラインでの活動(ブログ、メディア等)、オフラインでの活動(勉強会、セミナー、新聞等)、執筆といったアウトプットになります。もちろんそうした活動は自分自身のスキルに沿ったものでないと意味がありませんので注意してください。

10. 時間を守る

時間は万人に共通して流れる、有限のリソースです。時間は無駄につかっても、有益につかっても同じだけのコストになります。そのため、できる限り有益に使わなければなりません。自分が有効に使うためには「遅刻をしない」「ミーティングに間違いなく参加する」「納品時間を守る」といった点で注意しなければなりません。ミーティングにおいても5人程度で1時間行った場合、全員で5時間を浪費していることになります。それに見合った結果を出せなければミーティングの時間は全くの無駄になってしまいます。

時間にルーズな人というのは総じて評価が低くなります。遅刻が多い、だらだらと仕事をする、決められた書類を提出しないといった行動が顕著に見られます。それらを反面教師とし、時間に気をつけることで高評価を得られるのではないでしょうか。

11. 健康を保つ

ITエンジニアの中にはなぜか自分の残業自慢をする方々がいます。これははっきり言ってナンセンスです。自分の無能さをアピールしても全く意味がありません。また、そうした徹夜をするといった行動は若い時には良くとも、繰り返していると体に変調をきたすようになってしまいます。倒れた後、会社がずっと面倒をみてくれるならそれでも良いのですが、実際にはそんなことはありません。自分の健康は自分で管理する必要があります。そのためには十分な睡眠と栄養、適度な運動を心がけなければなりません。プロジェクトが佳境な時など、一時的に無理が必要になるケースはありますが、それが定常的なのはやはり問題です。

実際、顔色が悪い人と健康的な人を見比べた場合、信頼を得られるのは健康的な人になります。健康的でなければコミュニケーションも活発でなくなったり、情緒が不安定になったりと問題が出てきます。自分自身の健康、人生を心がけなければなりません。

健康を保つ上で必要なのが「遊ぶ」ことです。業務終了後、休みの日を遊ぶようにしないと精神的に追いつめられるようになってしまいます。また自分が上司の立場であれば有給を積極的に取るようにしたり、趣味を楽しむ姿を見せることで部下も仕事がしやすくなります。

12. 整理整頓

これもまたよく見る光景ですが、エンジニアの机周りは汚いことが多いようです。殆ど読まない書籍が並んでいたり、食玩のおもちゃが散乱している、書類が放置されているといったことはないでしょうか。机の上が汚れていると仕事の進みも悪くなります。最も簡単に片付ける方法は、パソコン以外の一切を排除してしまうということです。引き出しにしまったり、ロッカーに入れてしまいます。何もない状態であれば、あるものが全て余計なものになりますので、片付けやすくなります。今行っている作業に必要なものだけを机の上に置き、それも終わったら片付けるという風にするとタスクの切り替えもしやすくなります。個人的には書類置き場を作ったりするのも反対です。

13. 改善する

無駄を知ることにも書きましたが、業務改善はボトムアップ(現場から)でしかできません。言われた作業を繰り返すだけでは仕事のできるエンジニアではなく、使い勝手の良い人材でしかないはずです。ただ、この改善する過程で間違ってはいけないのは改善ありきではないということです。頭のいい(と思っている)人に限って、理想論だけを持ち込もうとしてしまいます。そのため、改善が頓挫したり意見が無視されてしまい、モチベーションが下がる結果になります。これは良くないやり方です。

本当の意味で行動力のある人は、周囲の状況や現状を適切に把握した上で、あるべき姿に徐々に補正していきます。会社が一日で全てできあがらないのと同様、変化していくのも多少の工程と日数を必要とするのは致し方ないことです。それを踏まえた上で、適切にことを運ぶ必要があります。

14. 提案する

最後に提案について。提案の方法は幾つかありますが、理想論を持ち出すのはやってはいけないミスです。理想論は現状からあるべき姿へ変化する間、現在のワークフローに加えて理想的なワークフローが乗っかる形になってしまいます。現状でさえ苦労している中、別な作業を追加で行うのを強いるのは困難と言えるでしょう。あるべき手法としては、まずは現状を改善し、作業を楽にした上であるべき姿に変化させていくというやりかたです。そのためには理想的な日数よりも大幅に時間を要するかも知れません。とは言え誰しも苦労はしたがらないものです。現場の意見を無視した理想的なシステムを持ち込んでも、誰も使わずに放置されている…なんてのは良くある話です。利用法を現場に覚えてもらえば大丈夫とは言っても、スイッチングコストは非常に大きいことを認識すべきです。

部署内での上司への提案なども、やり方を考えなければなりません。現状の枠組みに問題があったとしても、その枠組みを作ったのが上司自身であった場合は変更する提案を受け入れてもらえないケースが多々あります。自分の成果をけなされているように感じるからです。上司が有能でないと見限ることもできますが、それでは問題は解決しません。そこも提案の仕方に工夫が必要ということになります。同僚を巻き込む、徐々に理想的な方向へ持っていく、結果を数字で見せる…他にも色々あるかと思いますが、上司の性格に合わせて選ぶべきでしょう。

まとめ

ITエンジニアは積極的に外部の人に会わないこともあってか、非常に真面目で自分の作業に没頭される方が多いように見受けられます。それは決して悪いことではありませんが、現実とのギャップで苦しんでいる人も多いようです。そのギャップを受け入れられなければいつまでも苦しむことになります。エンジニアに多いのが「自分がいなければ会社が回らない」と考えるタイプの方々です。しかし病気になったりすると分かりますが会社というのはそう簡単に回らなくなったりはしません。それを認識すると意外とリラックスして日々の業務に臨めるようになるでしょう。

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