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【今さら聞けないFacebook広告入門編2】 セグメントの種類、金額設定におけるコツ

【今さら聞けないFacebook広告入門編2】 セグメントの種類、金額設定におけるコツ

Facebook広告を基礎から解説させていただく記事、第二弾です。
第一弾では、10種類のフォーマットと、広告の規格などについてご紹介させていただきました。(第一弾はこちら

フォーマットの決定と素材の準備が終わったら、いよいよ出稿していきましょう!
今回は、「ページの宣伝」を例に、ターゲティングセグメントの種類や、金額設定におけるコツなどをご紹介していきます。

カスタムオーディエンスの設定が単価コントロールのカギ

Facebook広告の最大の強みは、なんといってもカスタムオーディエンスの精度の高さです。蓄積された膨大なユーザーデータをもとに、かなり細かい領域までターゲティングすることができます。

【地域】

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地域セグメントでは、市区町村レベルまでの指定が可能。 「+40km▼」と表示されているプルダウンから、指定範囲を基準に半径17~80kmまで、距離を設定することもできます。 さらに、地域情報にユーザーの情報を紐づけ、4種類に切り分けられます。

  • 「この地域の全ての人」・・自宅または一番最近の位置情報が選択したエリア内にある人
  • 「この地域に住んでいる人」・・自宅が選択したエリア内にある人
  • 「最近この地域にいた人」・・一番最近の位置情報が選択されたエリア内の人
  • 「この地域を旅行中の人」・・一番最近の位置情報が選択されたエリア内にあり、自宅がエリアから100マイル以上離れている人

【年齢】

13歳から65歳以上まで、1歳単位で設定できます。 Facebookを使っていて、「〇〇歳のあなたへ…」といった文脈の広告を目にしたことはありませんか?
あれは、特定の年齢だけをセグメントし、専用のバナー、テキストを設定した広告が出稿されているのです。

【性別】

「すべて」「男性」「女性」から選択できます。

【言語】

「日本語」の設定をすることが殆どですが、「Japanese(Kansai)」という設定で、関西弁を使用しているユーザーを指定することのできる面白い機能もあります。 もちろん、海外の多言語に対応しており、英語だけでも「イギリス英語」と「アメリカ英語」に切り分けることができます。

【その他の利用者層】

 この項目からFacebook広告のターゲティングにおける本領発揮です。 かなりの数がありますので、ビジネスでよく使用される指定領域をかいつまんでご紹介いたします。

  • 「交際」・・恋愛対象から、独身・交際中・既婚・婚約中・離婚・配偶者と死別など
  • 「学歴」・・最終学歴、通っていた学校名、専攻、在籍期間など
  • 「仕事」・・勤務先、役職、業種など
  • 「ライフイベント」・・30日以内に記念日を迎える、婚約中、就職・転職・新しい交際関係・新婚・最近転居した・近日中に誕生日を迎える・遠距離恋愛中など

 学校名や最終学歴などのターゲティングを用いた運用は、採用系広告などで真価を発揮します。また、婚約中のステータスのユーザーに式場やブライダルジュエリーの広告を出稿したり、転職ステータスのユーザーに転職コンサルの広告を出稿するなど、業態に直結する項目を選択することで、かなり無駄を省いた、スリムな出稿形態を作ることが可能です。

【興味・関心】

 Facebookでは、ユーザーの趣味、関心、アクティビティ、「いいね!」を押しているページのカテゴリなどを総合的に判断し、よりエンゲージメントに近いユーザーを抽出することができます。
「スポーツ・アウトドア」「テクノロジー」「ビジネス・業界」「フィットネス・ウェルネス」「レジャー施設」「家族と交際関係」「買い物・ファッション」「趣味・アクティビティ」「食品・飲料品」の9種類の大カテゴリーの下に、中カテゴリー、さらに下に無数のキーワードがそれぞれぶら下がった構造になっています。 ターゲットのペルソナが明確なら明確なほど、【興味・関心】でのセグメントは効果をうみます。

【行動】

 「シーズンとイベント」「デジタルアクティビティ」「モバイル機器ユーザー」「旅行」「介在駐在者」の大カテゴリーに、それぞれ小カテゴリーがぶら下がっています。 「よく旅行する人」や「最近旅行した人」「旅行アプリを使用している人」などの設定ができるので、トラベル事業などに活用できそうですね。

【その他のカテゴリ】

「ネイル・ケア」「ファストフード」「家族向け映画」から選択することができます。

【つながり】

 自社のFacebookページや、アプリ、イベントにいいね!したユーザーや、そのユーザーの友達だけに出稿する設定が可能です。反対に、それらユーザーを対象外とする設定も可能ですので、いいね!を獲得する広告などでは、必ず既存の「いいね!」ユーザーは除外しておきましょう。

広告予算を決定する

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 広告を見てほしいユーザーターゲットを設定したら、広告予算を入力していきます。 Facebook広告では、「1日あたりに使える予算」と「通算予算」から、利用しやすい方を設定します。 【掲載期間】の項目で「開始日と終了日を設定」から日付を指定することで、「通算予算」を指定することが可能になります。

【最適化】

 ここでは「目的」「クリック」「インプレッション」にあわせて入札価格を最適化することで、料金と広告の配信先をオートメーションで調整させることができます。
「ページを宣伝」という目的で出稿する場合、この項目では「ページのいいね!」を選択しておきます。 この設定を行うことで、Facebook側が「ページにいいね!という可能性が高いユーザー」を判別し、優先的に広告を配信してくれるのです。

【価格設定】

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ここが重要なポイントになってきます。

【価格設定】で尋ねられているのは、この広告を「インプレッション課金」にするか「クリック課金」にするか、ということです。 リスティング広告などは、キーワード毎に単価を設定し、1クリックされる毎に課金される「クリック課金」システムで出稿されていますね。

対して「インプレッション課金」は、ユーザーの画面上に表示されるたび課金される設定。 従来の検索連動広告の運用に慣れているご担当者様は、クリックしてくれたユーザーだけに料金が発生する、無駄の少ない「クリック課金」を選択される方が多いのではないでしょうか。

私たちが運用を代行するときは、「インプレッション課金」を選択することが殆どです。 実はFacebook広告の場合、正しくターゲティング設定などが行われていれば、クリック課金よりもインプレッション課金のほうが、最終的な獲得単価を下げやすいのです。

200,000円の予算で、一か月いいね!獲得の広告を回した事例を見てみましょう。

クリック課金制で獲得単価を「150円」と定めた場合、想定獲得数は1300件強程になります。 これをインプレッション課金制で回してみたとき、CPM(インプレッションコスト)は約2.5円という結果になりました。
Facebookは「いいね!」のアクションにより近いユーザーを探して広告を出稿してくれるため、最終的な獲得単価は103円。 獲得総数は1900件強となり、結果的にインプレッション課金の方が、効率的に運用できていたということになります。

とはいえ、セグメントの領域があまりにも狭い場合など、インプレッション課金が向かない例もあります。ごく限られたニッチなターゲットに出稿する場合は、クリック課金で確実に獲得していくべきでしょう。
見込みのリーチ数や状況に応じて、適時対応していくことは勿論必要ですが、一見無駄が多そうなインプレッション課金が、パフォーマンスを発揮する設定になりうるということを知っておいてくださいね。

オーディエンスネットワークってなに?

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広告で使用するテキストとリンクを設定する画面では、右側に広告プレビューのエリアが設けられています。 デスクトップやモバイルで、実際にどのような見え方で広告が出稿されるのか、プレビューすることができるのですが、「Instagram」の上部にある「オーディエンスネットワーク」とはなんなのでしょうか。(モバイルアプリインストール広告、モバイルアプリエンゲージメント広告、ウェブサイトコンバージョン広告、ウェブサイトクリック広告を選択した場合にのみ表示されます)

オーディエンスネットワークとは、Facebookの枠を超えた、まったく他のモバイルアプリに広告を拡張させる機能です。 より多くのユーザーにインプレッションが見込める為、基本的には積極的に活用されることをお勧めします。 Facebookは具体的な提携アプリ名について公開していませんが、運用上のインサイトでユーザー属性を解析していくと、設定したターゲティングに適した媒体を選択して配信していることが分かっています。

掲載媒体を解析することが不可能なため、報告上問題がある場合は外しましょう。
「オーディエンスネットワーク」バーの右側「削除」から削除することが可能です。

いかがでしたか? Facebook広告は緻密なターゲティングと、そのオーディエンスデータをフル活用するインプレッションの最適化で、従来の広告以上のパフォーマンスを発揮してくれる媒体です。

次回

次回は、実際の運用事例で見えてきた、ちょっと面白い「Facebookが実施する広告最適化ロジック」をご紹介します。 カスタムオーディエンスを全く同じ設定にして出稿した、同額の広告2種で、リーチ(広告が届いた人の数)に差が出た理由とは?

お楽しみに。

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