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【今さら聞けないFacebook広告入門編3】 出稿の実例データからFB広告の最適化ロジックを考える

【今さら聞けないFacebook広告入門編3】 出稿の実例データからFB広告の最適化ロジックを考える

 Facebook広告を基礎から解説させていただく記事、第三弾です。
前記事では、Facebook広告の基礎的な知識から、出稿時に悩みがちなセグメント設定や予算の消化設定などをお伝えしてきましたが、今回からは実際の出稿結果をもとに、もう少し実践的な内容にフォーカスしていきます。

前回、予算の課金設定には、「クリック課金」と「インプレッション課金」の二種類が用意されていることと、Facebook広告では「インプレッション課金」を上手に利用していくことが、パフォーマンス向上につながる可能性が高いことをお伝えしました。

「インプレッション課金」が効率的であることには、Facebook広告が自動的に行っていく「最適化」が大きく関係してくるのですが、これからご紹介する事例では、その「最適化」がもたらした結果が非常にわかりやすく数字に表れています。

セグメント設定が全く同じ二つの広告グループを同時に回してみると…?

 本事例は、「ページの宣伝(Facebookページのいいね!を獲得するための広告)」の設定で、約半月間広告を出稿した、二つの広告セットを比べていきます。

ビジネスマンに有益な様々な情報を掲載するウェブメディア「トイロハ」の、Facebookページのファン獲得広告として、「WEBディレクター」向け、「マーケッター」向けの広告セットを作成しました。

掲載期間、予算、地域、年齢、興味関心など、全ての広告設定を同様に設定し、クリエイティブと広告文のみをそれぞれのセットに適したものとして用意し、出稿した結果を見てみましょう

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理論上では、ターゲットとなるユーザーの数は全く同じであるはずですが、リーチ数では倍以上の開きが生じています。 このリーチ数の差に、Facebook広告が行った「最適化」のロジックを垣間見ることができます。

Facebookは結果レートで広告にブーストをかける?

二つの広告セットの結果レート(結果をインプレッションで割った数)を比べてみると、WEBディレクターとマーケッターとでは1.45%の開きが生まれています。

同時に開始した両広告の推移を追っていたFacebook広告のアルゴリズムは、マーケッターの結果レートが、WEBディレクターの結果レートよりも劣っていることに注目し、「獲得率の低い広告が成果を生みやすいように、もっとたくさんに人に広告を見てもらわなければ」と、リーチにブーストをかけ、インプレッションを増やそうとしたのです。
対して、結果レートが好調なWEBディレクターの広告セットは、「獲得率が高い広告の単価を下げるためには、少数のインプレッションで確実に獲得していくべきだ」と判断し、リーチに多少のブレーキをかけたものと思われます。

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最終的に、結果レートの低かったマーケッター広告はリーチの拡大に後押しされ、WEBディレクターよりも多数の「いいね!」の獲得に成功しています。
コンバージョンレートが低い(獲得が鈍い)広告を、より沢山のユーザーにリーチさせることで引き上げようとするこの動きが、Facebookの最適化戦略のひとつであることがよくわかります。

オートメーションでの最適化で、大失敗が少ないFacebook広告

 リスティング広告では、推奨価格や表示順位などを日々細かくチェックしながら、人為的にチューニングを行っていく必要がありました。 勿論、Facebook広告でもすべての運用戦略をアルゴリズムにまかせっきりというわけにはいかないので、各クリエイティブの獲得推移やパフォーマンスを追いかけながら、細かく調整を行っていく必要はあります。

しかし、獲得率と予算配分を考え、計算しながら、より低単価で効果を発揮するために最適なチューニングをオートメーションで行ってくれる点は、Facebook広告の大きな強みといえます。

リーチやインプレッションのボリュームから、獲得数や結果レートをある程度調整してくれるFacebook広告は、まだ広告をはじめたばかりの担当者でも大失敗することの少ない、比較的扱いやすい広告なのです。

次回

Facebook広告の最適化ロジックについて理解したあとは、効果の最大化に最も大きく関係する「クリエイティブ」と「ワーディング」について知っておきましょう。 次回で、詳しくご紹介していきます。

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