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RasberryPiにOSをインストール | Raspberry Piを使ってPythonを学ぼう 第1回

RasberryPiにOSをインストール | Raspberry Piを使ってPythonを学ぼう 第1回

 IoT関連の話題がよく取り上げられるようになりました。IoTとはInternet of Thingsの略で、モノとインターネットを繋いで、モノからインターネット上にフィードバックを送ったり、インターネットからモノを制御したりといった取り組みのことです。特にマイコンなどの制御用のハードウェアをインターネットと連携させることは頻繁に行われています。

本記事でご紹介するRaspberry Piはまさにうってつけの素材です。Linuxが動作し、外部の制御装置をつなげることもできます。
このシリーズではRaspberry PiとPythonとその他もろもろを使って、どのようなことができるのかをご紹介します。

今回必要なもの

  • Raspberry Pi Model2 B

    本体です。これがなければ始まりません。

  • USBケーブル(Micro USB)

    Raspberry Piの給電に使います。PCから給電するのではなくコンセントから給電してください。

  • LANケーブル

    Raspberry Piとホストマシンを接続します。

  • Micro SD (8GB)

    Raspberry Pi用のOSをこの中にインストールします。PCにSDカードリーダライタ機能がない場合は、それも必要です。

  • PC

    OSを焼いたりSSHでログインするための作業端末です。今回はMac OS Xを使いました。

Raspberry Piとは

シングルボードコンピュータの1つです。Raspberry Pi用に構成されたLinuxなどのOSが動作します。I/FにUSBはHDMIやNICを持っているため、小さなパソコンとして使うことができます。 GPIOと呼ばれるピンと外部機器を接続することでそれらを制御することや、WebサーバをRaspberry Pi上で動作させることも可能です。

今回はRaspberry Pi Model2 Bを使います。

Raspberry Pi用のOS

Raspberry Pi用のOSは公式サイトからダウンロードできるようになっています。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

今回はRasbianを使います。よく使われるものの一つです。扱いに慣れたら別のものを触ってみるのも良いかもしれません。

Rasbianのインストール

Raspberry PiのOSのインストール方法はいくつかあります。今回はddコマンドを用いてMicroSDにOSを書き込む方法でインストールします。

まずはOSをRaspberry Piの公式サイトからRasbianをダウンロードします。

https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

2015-09-24-raspbian-jessie.zipを解凍します。このzipファイルはサイズが大きいためzipコマンドなどではエラーとなります。

そのためtarコマンドを使ってgzipで解凍します。

解凍すると 2015-09-24-raspbian-jessie.img とうファイルがあります。これがRasbianです。これをMicroSDに書き込みます。

MicroSDをSDカードアダプタに挿入し、SDカードとしてMacOSに認識させます。MacOSがSDカードを認識すると自動的にmountします。mountされたらdiskutilコマンドを使ってunmountしておきます。 (デバイスファイルは環境によって異なります)

unmountしたらddコマンドを用いてOSを書き込みます。

書き込みが終了するとプロンプトが返ってきます。この時に再度mountされている場合がありますので、その場合は再度unmountしてからSDカードを抜きます。

ケーブル接続とMicroSD挿入

箱を開けてみましょう。説明書と包装された基盤が入っています。その基盤がRaspberry Piです。基盤を取り出し、LANケーブルをMacOS側とRaspberry Pi側に挿します。

画像

先ほどRasbianを書き込んだMicroSDをRaspbery Piに挿します。画像は挿入中の画像です。カチっと音がするまで差し込みます。

画像

Rasbianへのログイン

今回はモニターもないのでsshでRasbianにログインします。IPアドレス、ユーザ名、パスワードがわかればsshでログインできます。ユーザ名とパスワードは次のとおりです。

  • ユーザ名: pi
  • パスワード: raspberry

IPアドレスは初期状態ではDHCPを使って取得するようになっています。MacにはデフォルトでDHCPが入っているのでそれを使いました。[システム環境設定] > [共有]からネットワーク共有をONにして相手のコンピュータが使用するポートのEthernetにチェックを入れます。

画像

DHCPで割り振られたIPアドレスは/var/log/system.logに出力されます。 ここまでできた状態で電源を入れます。給電用のUSBケーブルを差し込むことで起動します。電源スイッチはありません。電源を入れてしばらく(2分程度)待つと次のようなメッセージが出力されます。ここからIPアドレスを見つけられます。

例えば次のように探せばよいでしょう。

これで必要な情報は全て揃いました。

  • ユーザ名: pi
  • パスワード: raspberry
  • IPアドレス: 192.168.2.2 (この値はそれぞれの環境で変わります)

sshでログインします。

ログインできました。

IPアドレスを固定する

現状のままでは毎度DHCPを使うためIPアドレスが変更になります。固定IPアドレスにしておいたほうが便利なことが多いので、RasbianのIPアドレスを固定します。

/etc/dhcpcd.confの最後に次の設定を記述します。

Rasbianを再起動します。

これで192.168.2.10が割り振られます。Mac OS側ののRasberry Piと接続しているNICのIPアドレスは192.168.2.1にして、再度sshでログインします。

ログインできました。ではシャットダウンもしてみます。 poweroffコマンドが用意されいるのでそれを使います。

できましたか?

もし何かおかしくなってよくわからなくなってもMicroSDに再度Rasbianを書き込んでしまえば、最初の状態からやり直すことができます。

まとめ

今回は以下のことを紹介しました。

  • Raspberry Piの概要
  • Rasbianのインストール
  • Rasbianへのログイン
  • IPアドレスの設定

次回はRaspberry Pi上でPythonを使って遊んでみます。

著者プロフィール:嶋田健志
フリーランスのWebエンジニア。
主に Python を用いて Webサイトやソフトウェア の開発を行っている。
共著書に 「Pythonエンジニア養成読本 (技術評論社) 」がある。

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