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本領発揮のためになぜ深い現状把握が必要なのか?/本領発揮の3C 第3回

本領発揮のためになぜ深い現状把握が必要なのか?/本領発揮の3C 第3回

人は合理的な説明ではなかなか変われない部分がある

 カウンセリングは相手が言ったことを受け止め(受容)ながら、ありのままを探ります。例えば、合理的に間違っていることし続けてしまう人(例:幸せになりたいと言いながら他人のことばかり世話して自分を後回しにする人)に「それはやめればいい」と言って終わりにはしません。

なぜなら、
<<そんな一言では人は変われないからです。>>
人は基本的に変わりたくない動物なのです。
また、人間は驚くほど <<非合理的に動きます。>>

口永良部島の噴火で避難する家族の映像の中に「洗濯物が汚れる!」 と洗濯物を気にするお母さんがいらっしゃいました。 息子さんが「噴火したんだからどうでもいいでしょ!」 と冷静に諭し、そのまま車で逃げて行きました。

お母さんも冷静に考えればそうとわかると思いますが、 基本的に普段通りの行動をしようとしてしまうわかりやすい例です。

わかっちゃいるんだけどやめられないのは、それ以前に獲得してしまった「習慣や、考えや、志向、特性」などがあるからです。 それにしたがって、 震災などの特殊な状況に限らず日常でも非合理的な行動を取ります。

性格の偏りは多発する

 こうした行動をとりがちな人達の中にはパーソナリティ障害の方もいらっしゃいます。 パーソナリティ障害とは「性格の偏りが激しい人達」の事です。
演技性、依存性、ナルシスト型、反社会性型、など様々なタイプがあります。いわゆる「障害者」と言ってイメージされるモノとはほぼ別物です。あくまで性格が偏っているだけのことであり、この性格の偏りをうまく活用すれば大成することも、偏りが減る事があります。なので、パーソナリティ障害だから問題というわけではありません。

例えば、歴史上の偉人の中にもこれに当てはまる人がかなり多くいます。ココ・シャネルやチャップリンは演技性パーソナリティ障害と言われております。
シュールレアリズムという絵画の分野を切り開いたダリもナルシスト型だったとか。
このように偏りが上手くハマればむしろ才能と言って良い能力となります。

また、先ほども書きましたがパーソナリティ障害は改善されたり、丸くなったりします。 チャップリンは晩年に良い出会いをしたお陰で、 性格の偏りが改善されたという話があります。

こうした性格の偏りは自身の周りの環境に過剰適応することで得られてしまいます。
下の図で説明してあるのは幼少期の例です。
高度成長期を経て単身世帯でも子育てや生活が可能になった現代は孤独な子育てと呼ばれる「孤育て」になってしまうことが多くなりました。

画像

親と学校の先生以外の大人と関わりにくい時代なので、家庭の状況に過剰適応しやすいです。すると右のような偏りが発生します。家庭にいて一生を終えるのならこれでもよいのですが、今の時代は多くの人が年代に応じて別のコミュニティに移動します。適応範囲外の移動先にてうまく過ごすことが出来ないと仕事の成果がでなかったり、場合によってはうつ病など精神病を患ったりしてしまいます。

この過剰適応は幼少期だけでなく、別の年代でも起こります。
サラリーマンが会社生活に適応する事で、引退後に、違うカテゴリのコミュニティに適応できない事があります。
退職後に地域コミュニティにデビューしたものの、 上手くいかない人はこのタイプです。 サラリーマン生活の価値観でしか物事を見る事ができない状態では、別の価値観で動くコミュニティ(例:地域)に上手く溶け込めない事があります。

適応範囲外でその特性を生かせない事が問題なのです。これでは本領が発揮できません。

自分の特性を理解する5つのステップ

こうした過去の経験から得た不合理な信条や性格の偏りをかえるには、合理的な説明だけでは難しいことがあります。
もし、合理的な説明で変わっているならすぐ変わっているはずです。

変わるどころかそもそもこの偏りを自覚すらしにくいです。これも非合理的な信条や性格の偏りの特徴です。そのため、時間をかけてカウンセリングをしながら、その方に適した方法をそれぞれ見つけて対処します。

  • 非合理信条や偏りを探る。
  • 今と過去の環境の違いを自覚させる。
  • 今欲しい価値観を得られるや現実とすり合わせる方法と訓練を模索する。
  • 実際に訓練させる。
  • 日々、チェックと改善し続ける。

最初の問いに戻りますが、なぜカウンセリングをするのか?

その答えは、変わりづらい「非合理的な信条」や「性格の偏り」を理解し、調整や活用出来るようにするため、個別最適された方法と訓練を見つけるためなのです。

まとめ

  • 人間は中々変われない。合理的な説明だけでは特に。
  • 性格の偏りが生かせないと本領が発揮できない。
  • 本領発揮のカウンセリングによって「非合理的な信条」や「性格の偏り」を活用するための方法と訓練が見つかる。

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