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間違ってませんか?プレゼン資料を配布する効果的なタイミング

間違ってませんか?プレゼン資料を配布する効果的なタイミング

世の中のダメなプレゼンテーションには妖怪が取り憑いています。プレゼン百鬼夜行はそんな妖怪の正体を暴き、お祓いをしていきます。

予期せぬ落とし穴

 Kさんは社内の新規事業のコンテストに参加することになりました。まるまる1ヶ月かけて準備した内容は先輩の評価も高く、一週間前に資料は完成し、リハーサルもたっぷり行いました。 本番当日、200名も入る大きな会場です。Kさんのテンションも上がってきました。新規事業に関係する最近の話題から話始めました。会場の反応はまずまずです。

ところが本題に入って少しすると誰も自分の話を聞いていないことに気づきました。Kさんは気持ちが焦ってきました。何とか立て直しをしようとすればするほど、泥沼に陥っていきます。Kさんは突然、頭の中が真っ白になってその後のことはよく覚えていないとのことです。

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見えない、聞こえない、つまらない

 Kさんは妖怪「先黄泉」に取り憑かれてしまいました。生真面目なKさんはプレゼンテーションのスライドをプリントアウトして配布資料を事前に準備しました。そのために「先黄泉」に取り憑かれたのです。「先黄泉」はまだその姿を誰も見たことがないと言われていますが、誰もが取り憑かれた経験があると言われます。

 多くの人がプレゼンテーションを行う時には、配布資料を用意します。ところが配布資料が手元にあると、聴き手はあなたのプレゼンテーションを聞かずに手元の資料をペラペラとめくって読み始めます。結果多くの人があなたやスライドには注目せず、下を向いてしまうのです。こうなると、あなたはプレゼンテーションをコントロールすることができなくなるのです。

 

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「先黄泉」の憑き物落とし

一、配布資料は事前に配布しない

 配布資料はプレゼンテーションが終わってから渡しましょう。簡単ですね。これが一番効果があります。

二、スライドをそのままプリントして配布資料にしない

 そもそも、配布資料とスライドは目的が違うのです。スライドはリアルタイムであなたのプレゼンテーションの手助けをするものです。一方、配布資料の多くは聴き手が後で誰かに説明したり、情報を確認するためにあります。つまり、出席していなかった人も配布資料を読んで分かるようになっていなければ意味がありません。プレゼンの内容を一枚に要約してまとめたものや、読んで理解出来る企画提案書の形にしておくべきです。得意先からどうしてもスライドの出力を要請された時はPDFなどにして渡すのが賢明です。大きなビジュアルにキーワードが表示してあるようなスライドをそのままプリントアウトするのは資源の無駄遣いでしかありません。

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次回

さて、今年ももうわずかとなりました。プレゼン百鬼夜行は次回で一旦お休みさせていただきます。最終回はプレゼンテーションと妖怪の深い関係ついての話です。

✴プレゼン百鬼夜行」及び「触善術」はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。(by PreZenDou)

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