Word(ワード)「文書校正の詳細設定」 おすすめの設定と実例をご紹介

Word(ワード)「文書校正の詳細設定」 おすすめの設定と実例をご紹介

Microsoft Wordには「文章校正の詳細設定」というオプションがあります。
今回は、この設定項目をそれぞれ簡単にご紹介していきましょう。
人によってはチェックしたほうがよいものや、あえて外しておいたほうがよいものもあります。 ご自身のライティングのスタイルに合わせて選んでください。

--Word校正機能を利用する際のポイント—

Wordの校正機能は非常に優秀ではありますが、それ以上に日本語は複雑です。以下から紹介する項目は、すべての間違いやミスを指摘はできません。そのため、あくまでも間違いやミスの防止策のひとつとして活用されることをおすすめします。

誤りのチェック

入力ミス おすすめ度:★★★★★

日本語として不自然になっている箇所がないかをチェックしてくれます。多め・普通・少なめ・チェックなしのオプションがあります。

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同音語誤り おすすめ度:★★★★★

同音語の間違いをチェックしてくれます。

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誤り語・誤り表現 おすすめ度:★★★★★

表記・表現・用法におけるよくある間違いをチェックしてくれます。

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仮名遣いの誤り・旧仮名遣い おすすめ度:★★★★★

よくある仮名遣いや、旧仮名遣いになっている箇所をチェックしてくれます。

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表現の推敲

くだけた表現 おすすめ度:★★★☆☆

話し言葉になっている箇所を指摘してくれます。

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「の」の連続 おすすめ度:★★★★★

「の」が3つ以上連続すると指摘してくれます。

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その他の助詞の連続 おすすめ度:★★★★☆

同じ助詞が2つ以上連続すると指摘してくれます。

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助詞の用法 おすすめ度:★★★★★

助詞の用法に不整合があった場合に指摘してくれます。

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重ね言葉 おすすめ度:★★★★★

同じ意味の言葉を重ねて使用した場合指摘してくれます。

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当て字 おすすめ度:★★☆☆☆

当て字になっている言葉を指摘してくれます。

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※あえて当て字を使うことが多い方の場合は、使用しないほうがよいでしょう

副詞等の呼応 おすすめ度:★★★★★

副詞に対して呼応する表現がない場合に指摘してくれます。

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あいまいな表現 おすすめ度:★★★★★

意味の解釈があいまいになってしまっている表現を指摘してくれます。

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「が、」の多用 おすすめ度:★★★★★

一文中に接続助詞となる「が、」が2つ以上ある場合、指摘してくれます。

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連用中止形の多用 おすすめ度:★★☆☆☆

連続中止系が一分の中に2つ以上ある場合、指摘してくれます。

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二重否定 おすすめ度:★★★★☆

二重否定が文中にある場合、指摘してくれます。

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文語調 おすすめ度:★★★☆☆

話し言葉にない、文語独自の表現で書かれた文章を指摘してくれます。

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※文章に説得力を持たせるなどの理由で、文語調がリクエストされる場合は使用しなくて良いでしょう

受動態 おすすめ度:★☆☆☆☆

受け身表現になっている箇所を指摘してくれます。

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※受動態は間違いではありません。あまりに多用すると良くない、というだけなので、基本的には使わなくて良いでしょう。

表記の揺れ

揺らぎ(カタカナ)/(送り仮名)/(漢字/仮名)/(数字)/(全角/半角) おすすめ度:★★★★★

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※表記の揺れがある場合に指摘してくれます。表記の揺れについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

表記の揺れとは?その種類と、回避・修正するためのWordを使ったテクニック

表記の基準

漢字レベル おすすめ度:☆☆☆☆☆

文章で使用する漢字のレベルを設定します。常用漢字のみや、小学○年生で習う漢字までといったオプションがあります。特別な指定がない限り、基本的にはチェックなしで良いでしょう。

常用漢字以外の読み おすすめ度:★★☆☆☆

常用漢字にない読みが使われていないかをチェックしてくれます。

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※あえて常用漢字でない表記をする場合もあります。ケースバイケースで対処しましょう。

送り仮名の誤り おすすめ度:★★★★☆

「本則」もしくは「許容」以外の送り仮名を指摘してくれます。

送り仮名の基準 おすすめ度:★★★★☆

送り仮名の基準を「本則」もしくは「公用文」から選ぶオプションです。通常は「本則」で問題ありません。

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仮名書き推奨 おすすめ度:★★★★☆

仮名書きの推奨基準を「一般」もしくは「公用文」から選ぶオプションです。通常は「一般」で問題ありません。

文体 おすすめ度:☆☆☆☆☆

「だ、である」「です、ます」のどちらかの文体に設定できます。Webライティングにおいては、台詞(「」内の言葉)もよく出てくるので、基本的にはチェックしなくて大丈夫だと思います。

カタカナ設定/英文字設定/句点/読点 おすすめ度:★★★★☆

たとえば、カタカナはすべて全角で、英文はすべて半角でといった設定が行えます。また、句点(。)と読点(、)が「.」や「,」にならないようにも設定できます。

商標・商品名 おすすめ度:★★☆☆☆

商標・商品名が含まれていないかチェックしてくれます。

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※商標・商品名の表記が問題ない掲載先であれば切ってしまったほうがよいでしょう

まとめ

今回改めて「校正機能の詳細設定」を調べてみましたが、かなりしっかりチェックができるものから、精度がイマイチなものまでいろいろでした。すべての機能を使う設定にすると、普通にライティングをしていても下波線が多くなってしまい、かえって執筆に集中できないといった環境にもなりました。
普段のライティングでは文書のスタイルを「通常の文」にしておき、校正をしっかりしたい時のみカスタマイズした「ユーザー設定」を使うのが良いでしょう。
もしくは、「通常の文」をベースに、自分がミスしやすいポイントのみにチェックを入れる、といった方法も考えられます。
自分が使いやすい方法を研究して、ぜひライティング・校正に生かしてください。

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