魅力的な女性・美少女キャラクターの描き方について |イラストの便利なコツ・小ネタ No.4

魅力的な女性・美少女キャラクターの描き方について |イラストの便利なコツ・小ネタ No.4

イラストを描くときにちょっと便利なコツ・小ネタなどをご紹介していきます。 今回はイラストのモチーフとして馴染みの深い「人物」、その中でも女性の描き方についてご紹介します。 コツを押さえて魅力的に見せる描き方について考えていきます。

顔のパーツのバランスについて

まずは人間の顔のバランスについてご紹介します。 顔を描くときは、デフォルメされたものを描く前に、実際の顔のパーツ配置について大まかなバランスを把握しておくことが大切です。

下の簡単なサンプルイメージをご覧下さい。 一般的に均整が取れて美しいとされる顔のバランスはこのようになっています。

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上記の緑色の線で表したように、人間の目の位置は顔の長さのちょうど中間点に位置します。 そして青い線で表したように、おでこの生え際・眉頭・鼻の下・あごの先の位置を、1:1:1の比率で等間隔に配置していくとバランスの整った顔立ちになります。

また、赤い線は顔の横幅のバランスについて表しています。 目の幅と、目と目の間の幅を同じ幅、つまり1:1:1の等間隔に設定すると程よく整います。

顔の横幅は目の幅の4~5倍くらいにするとバランスが良いようです。他にも細かい法則はたくさんありますが、これらを基本として押さえておくと便利です。 実際にいる人間の顔の配置バランスを利用して、自分の個性でデフォルメしながらキャラクターを表現していってください。

もうひとつのコツとして、下のサンプルイメージもご参考下さい。

左右の瞳・口の位置をそれぞれ頂点に結んで逆三角形を作ります。これが正逆三角形になっている顔はバランスが取れて美しいとされています。 このバランスを元にしながらキャラクターの顔を作っていきます。 デフォルメされた少女キャラクターを描くときは、この正逆三角形を少し平たくして、頂点に左右の瞳・口を配置します。

これは元々子供の顔のバランスなのですが、キャラクターイラストに使えばやや幼く可愛らしい雰囲気の少女顔にすることができます。 デフォルメ用のバランスとして色々な絵柄や作風に対応できるので試してみてください。

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身体の描き方について

次は身体の描き方について大まかにご紹介します。 性別、年齢などによって身体の特徴は変わりますが、必ず共通することとして、人間の骨は腰だけでなく腕や脚の骨など、全てが曲線で出来ています。 それに加えて女性の身体は男性に比べて皮下脂肪が多く、全体的に丸みを帯びているのが特徴です。

女性キャラクターを描くときはシルエットも描線も塗りも、カーブを意識しながら描いてみてください。 特に男女の違いが顕著に出るのは肩回り、腰回りですので、この辺りで丸さを強調すると効果的です。

参考に下のサンプルイメージをご覧下さい。丸みとくびれの描写が女性の身体の「らしさ」を出す決め手になります。

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それからこれは有名な漫画家さんの受け売りなのですが、女性の胴体を描くときのコツとして、まずひょうたんの形を大まかに描き、その曲線に沿うように身体を細かく形作っていきます。

こうすることで女性らしいシルエットが表現しやすくなり、デフォルメをきかせた身体も意外とすんなり描くことができます。 参考に下のサンプルイメージをご覧下さい。こうやって言われてみると、ひょうたんのくびれた部分と女の子の腰のくびれって少し似ていますよね。

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デフォルメした顔に合わせて身体もバランス良くデフォルメしていって下さい。そのためには、実物や写真を観察することも大切です。

主線にもこだわる

女性キャラクターを描くときは描線にもこだわってみてください。丸みを意識しながら滑らかな線で描いていくと、女性らしく自然な印象になります。身体の窪んで暗くなるところと、膨らんで大きくカーブするところを太く濃く描くと立体感を出しやすいです。

また、主線の色は黒ではなく淡く明るい色(セピアやベージュ色)で描いてみてください。所々、光の当たる部分は白くするか、または思い切って線を消してしまってもOKです。こうすると女性特有の柔らかい印象が出やすくなります。

反対にメリハリをつけてスタイリッシュに仕上げたいときは、主線は彩度が高くはっきりした色で仕上げると効果的です。キワの部分には黒を置いてもOK。このあたりは個人の好みによります。

フェチ(こだわり)を持ってみる

最後のコツとして、イラストの腕を上げるためにキャラクターのどこかに「フェチ」を持つことをおすすめします。

フェチとは要するに「こだわりのポイント」のことです。実はこれも先述の漫画家さんの言葉なのですが、人体の細かい部分を観察して好きな部分・こだわれる部分を持つことで、イラストを描くのがどんどん楽しくなり、結果として楽しんでいること自体が描写に活きてくるという話です。

「フェチ」は胸でもお尻でも、または髪の毛でも何でも良いです。上手い人は大抵フェチを持っています。例えばお尻の描写にこだわりがあり、それを強調するように魅力的な女の子の身体を描いている作家さんもいます。一方で綺麗な髪を好んで、髪の毛の美しさを際立たせるために美麗なキャラクターを描いている作家さんもいます。

フェチはぜひ持ってください。好きな部分だからこそ納得がいくまで描くことができますし、そうすることで他の部分も合わせて上達していくのではないかなと思います。 好きな気持ちを原動力にイラストを描いていくのはとても大切な事ですよね。

今回のまとめ

  • 魅力的にデフォルメされた顔を描くためには、まず実際にいる人間の顔のバランスを把握することが大切です。実物や写真を観察しながら、自分の描きやすいバランスを探してみてください。
  • 女性キャラクターを描くときは丸みを強調して描いてみて下さい。丸みと柔らかさが女性キャラクターの身体の魅力を作ります。
  • 主線の色など、細かな部分にもこだわって下さい。線の一本一本にも気を配ることで女性らしさが強調できます。
  • キャラクターに対して「フェチ(こだわり)」を持ってください。上手い人は大抵、フェチと呼ばれるこだわりポイントをどこかに持っています。情熱を向けられるポイントを作れば描くこと自体楽しくなりますし、楽しんで描くことはイラストを描く第一条件です。

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