フレーミングの工夫を活かす撮影の仕方~幻想的に撮る、重厚に撮る~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その1

フレーミングの工夫を活かす撮影の仕方~幻想的に撮る、重厚に撮る~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その1

フレーミングについて

フレーミングとは、撮影の際に構図を決めることをいいます。

同じ被写体を撮ってもフレーミングによってその表情は様々に変化します。
その為、何を撮り何を省くかなど被写体の取捨選択を行いより良い構図を探します。
写真撮影の際の最も大切な要素の一つでしょう。

幻想的な写真の作り方~光を利用する~

平凡な風景を幻想的に撮るためには、フレーミングによって光をうまく利用する方法があり、ここでは、下の写真のような風景をフレーミングによってどのように幻想的に撮影するのかを紹介します。

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現場では、朝日が左手から差し込んでいました。そこで朝日の光線を少しだけ画面に取り込むためカメラをやや光の方向に向け、画面上部に光源(太陽)がわずかに入るように撮影します。 光源を入れすぎると画面が真っ白になってしまうので、画面が軽くヴェールがかった感じになるようフレーミングで微調整すると良いでしょう。

このように光を画面に少し多めに取り込むことによってコスモスが人間の目を通して眺めるよりも白っぽく表現することができます 。朝靄に包まれているようなイメージです。

実際には、そこに朝靄が存在していたわけではありませんが、このように光を取り込むことによって幻想的な演出となります。 そして、花の配置や茎の流れがゆるやかな弧を描き、画面に柔らかさを加える働きをします。画面上部に光源を置くことにより、鑑賞者は軽い気持ちになります。 また右下の空間が構図上の抜けとなり閉塞感が起きるのを避けています

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重厚な写真の作り方~カメラ位置を考える~

下記のような、重厚な写真を撮るためには、撮影者は地面にしゃがみ込みカメラ位置を低くし撮影します。

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フレーミングの際、画面に明るめの空よりも暗めのコスモスを多めに収めることで重みのある一枚を撮影することができます。

 コスモスは強い逆光の中でほとんどシルエットとなっています。わずかに照らされた花がそれと分かるだけで、画面上部まで伸びるフレーミングによりうっそうとした雰囲気となり、そしてその中にわずかな抜けを作っているのが、太陽とその光に照らされる雲になります。

光源は、前記写真とは逆に画面下になり重い表現となります。また、三角形を思わせる構図によって、堂々と風格のあるイメージとなり重厚感を増します。

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撮影場所について

実は、この二枚の写真は、撮影者の散歩道の同じ場所・同じ時刻(早朝)に撮られたものです。 また、コスモスが咲いている場所はわずかで、すぐそばには民家や畑、舗道が広がっています。

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しかしフレーミングの工夫であたかもコスモス畑にいたような画面を作ることができます。 光の取り方によっては、この二枚のような全く違った表現となります。

特別な場所へ行き商材用の撮影をするのも良いですが、近所のいつも何気なく見ている景色や場所でも簡単に、これだけのイメージの異なる写真を撮影することが可能です。
「人間の目には見えない風景」を見せることこそ写真の醍醐味の一つと言えるでしょう。

まとめ

  • フレーミングとは、撮影の際に構図を決める事。撮影の最も大事な要素の一つです。
  • 幻想的に撮るには、レンズに光を取り込むために光源にカメラを向けます。
    ただし、光の入れすぎには注意してください。
  • 重厚な写真をとるには、暗い部分が多くどっしりしたフレーミングを心がけましょう
  • 撮影場所は特別である必要はありません。撮影者の工夫次第で様々な表現が可能です

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