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位置情報を楽しむ or 活用するアイディアのタネに。ソフトウェア×20選

位置情報を楽しむ or 活用するアイディアのタネに。ソフトウェア×20選

スマートフォンの隆盛もあって、位置情報に注目が集まっています。ハードウェアはもちろん、ソフトウェア面で見ても「Foursquare」や「Facebook Place」のように位置情報とマッピングするものや、TwitterやExifのようにコンテンツに位置情報を埋め込んで活用するものもあります。

そこで今回は位置情報を使ったソフトウェアや、活用するサービスについて紹介していきたいと思います。位置情報を使えばこんな面白いソフトウェア、サービスが構築できるのだというアイディアの一例として見ていただければ。もちろんオープンソース・ソフトウェアが殆どなので、中身を見たり、フォークして自分なりのアイディアを盛り込んでいくという楽しさも考えられます。

Twitter関連

スマートフォン向けTwitterクライアントでは位置情報を埋め込んで投稿するものが殆どなので、省略します。ここではTwitterと連携したちょっと変わったアプリを紹介します。

TweetNow - 位置情報に基づいたツイートアプリ

TweetNowはFoursquareライクに今いる場所に基づいて付近の情報を表示し、ツイートできるアプリです。起動するとGoogleマップが表示され、周囲にあるマーカーが表示されます。後はそこから選んでつぶやけばOKです。デフォルトでは「○○なう」というつぶやきになります。駅データ.jpの情報を使っているため、駅名についてはデフォルトでリストアップされます。追加で今いる場所を追加することも可能です。場所名を入力するのは意外と手間なのでTweetNowを使うと素早くツイートできて便利です。

Foursquare関連

位置情報を楽しむサービスとして有名なのがFoursquareではないでしょうか(最近は色々方向性が変わってきていますが)。OAuthも公開されており、Foursquare内のデータを活用したサービスにも注目が集まっています。

Where Do You Go - Foursquareのチェックインデータをヒートマップ化

Where Do You GoはFoursquareのOAuthを使って、自分のこれまでにチェックインしたデータをGoogleマップ上にマッピングします。単純にピンを立てる訳ではなく、その頻度によってヒートマップ上にしてくれるのが面白い点です。カラーテーマが数多くあり、炎系の他に水系など表示を変更できます。さらにそのヒートマップを画像化して保存し、Twitterなどで共有できます。ただ蓄積するだけでは面白くありませんが、こうしてビジュアル化すると興味深いデータが見て取れるはずです。自分の行動履歴を見たり、旅行後の活動記録を見たりするのも面白そうです。

トラッキング

スマートフォンを使えば位置情報をトラッキングし、ログとして残せるトラッキングアプリも簡単に実現します。そうしたログデータを投稿するサービスを作ることで、様々なデータ活用が考えられるはずです。

BikeRoute - Android + 自転車

BikeRouteはスタートとゴール地点の入力から開始します。住所は文字で指定するので分かりやすいです。そしてCycleStreetsやGoogle Directionsといったサービスを使って自転車を使ったルートを表示します。これらのサービスがUK、USにしか対応していないので現状では日本では利用が難しいかも知れません。

MyTourbook - ツーリングやランニングを記録する

MyTourbookはJava製のソフトウェアでWindows、Mac OSX、Linuxと幅広いプラットフォームに対応しています。GPSのログファイルを取り込み、その結果を地図上に表示したり、位置情報からとれる標高のデータをマッピングすることができます。ペースやパワーを読み取ると、自分がどのように走っているかが分かるようになります。これらのデータを日々計測していくことで、数ヶ月後の持久力の向上や走り方の向上が確認できるようになるでしょう。ただ走っているのに比べて、記録をとっておくと後で見返すことができ面白いものになるはずです。

Everytrail - 写真とGPSを連動させて楽しめる

Everytrailを起動すると、GPSトラッキング機能が開始されます。位置情報に加えて歩いた距離なども測定されるので、ランニングやウォーキングのお供に向いているでしょう。そしてPhotoボタンを押すと好きなタイミングでカメラが起動します。GPSトラッキング中であれば、撮った写真に即座に位置情報が埋め込めます。そしてトラッキングを停止するとログデータに名前をつけたりタグを付けたりして保存できます。データはEverytrailのWebサービスにアップロードされて、写真とともに地図上でデータを楽しめるようになります。

TrailRunner - Nike+とも連携するランニング管理ツール

TrailRunnerはNike+の結果データを取り込んで、地図上にルートを描くことができます。もしなくとも、自分の手作業でルートを作成することや、GPSのログデータから取り込むことができます。そして、日々のランニング記録を日記につけられます。その内容はブログにアップロードできます。地図データは様々なエンジンのものが利用できるので、見え方の違いを楽しむことだってできるでしょう。

Follower – iOSアプリで高度、距離、速度をロギング

スマートフォンと自転車の相性はとても良いです。多くの人たちが自転車旅行のお供にスマートフォンを携え、その経路をロギングしています。最高速度や標高など様々なデータがスマートフォン一つで収集できるのが魅力です。そんなスマートフォンの魅力を引き出してくれるのがFollowerです。まだベータ版ですが、コンセプトは分かるとても魅力的なソフトウェアです。ここで記録ボタンを押すと地図上にマッピングが開始されます。そして平均、最高速度、移動距離、経過時間、平均標高、最大標高などが記録されていく仕組みです。

Open GPS Tracker - GPSを使ったAndroidアプリを作りたい参考にどうぞ

Open GPS TrackerはシンプルなGPSロガーとして使えるソフトウェアです。トラッキング名を付けたらすぐにロギングが開始されます。後は動くたびに位置が補足されます。細かくトラッキングされているようで、スムーズな線が引かれるのが特徴です。さらにトラッキング中の移動時速に合わせてラインの色が変わったり、電子コンパスを表示する機能があります。さらに写真や動画、音声メモを付け加えたり、マークを付けておく機能もあります。これだけの機能があればOpen GPS Trackerを取り込めば自分好みのトラッキングアプリができるに違いありません。

ビジュアル化

一部のデジカメやスマートフォンのカメラ機能を使えば、写真に位置情報データを残すことができます。Eye-fiのカードでも一部上位モデルに位置情報記録機能が搭載されています。そうして撮影された写真を位置情報を投影して楽しめるソフトウェアがあります。有料であれば、Mac OSXのiPhotoにも地図上にマッピングする機能があります。単なる位置情報も可視化することで新しい楽しみ方が生まれるでしょう。

Cocoa Slide Show - Mac OSXでスライドショーを楽しむ

Cocoa Slide Showは写真をドラッグアンドドロップで登録して楽しむソフトウェアです。さらにフォルダを指定してその中にある写真をいっぺんに登録することもできます。Exifのユーザコメントや、IPTCキーワードを編集することができるので、Spotlightを使って検索するのに便利です。IPTCキーワードはタグのように複数設定できるので、写真をタグ管理するような使い方もできます。そして位置情報を読み取って、Googleマップ上にアイコンを立てることもできます。

AntiMap - 位置情報=地図じゃない。スポーツアクティビティをビジュアル化する

AntiMapという名称からして位置情報=地図という結びつきを嫌っているように見えます。確かに位置情報というと地図上に表示すると考えてしまうくらい当たり前になっていますが、実際にはそうではありません。もっと色々な使い道が考えられるべきです。そしてそのレコーディングスタイルも写真だけでなくもっと色々な活動を記録できてしかるべきです。そんな可能性を感じさせてくれるのがAntiMapになります。

creepy - 楽しさ半分怖さ半分。ソーシャルサービスに投稿した位置情報を地図にマッピングする

creepyは位置情報のソースとしてTwitterまたはFlickrを選ぶ事ができます。そして地図データとしてGoogleマップやOpenStreetMapといったサービスが選択可能です。Twitter/Flickrのターゲットユーザを指定してデータを取得します。写真やツイートに含まれる位置情報を一覧で表示し、地図上にマーカーを立てます。詳細は見られないが、FlickrのURLは表示されるのでブラウザで表示させる事が可能です。自分自身はもちろん、他人のデータまで見られるので行動履歴が追えてしまう、ちょっとだけ怖い(でも元々公開されているデータですが)ソフトウェアです。

地図編集

位置情報をベースにして地図を編集することもできます。それはOpenStreetMapプロジェクトです。日本はまだ作成途中の段階ではありますが、データを記録しつつみんなで共同作業していけばオープンでみんな使える有益な地図が作り上げられるはずです。

Merkaartor - マルチプラットフォーム対応のOpenStreetMapエディター

Merkaartorはメルカトルと読みます。かの有名なメルカトル図法を生み出したゲラルドゥス・メルカトルから取られたソフトウェアです。Qtを使っているので多数のプラットフォームで動作します。OpenStreetMapからダウンロードし、地図を追記、編集できるようになっています。GPXやNMEAファイルを読み込めるようになっていますので、あらかじめ記録したGPSデータを使って地図を作成できます。

OSMEditor4Android - OpenStreetMapを編集するAndroidアプリ

OSMEditor4AndroidはAndoridアプリです。そして大抵のスマートフォンにはGPSが内蔵されています。つまりGPSでデータを取りつつ、編集までこなしてしまうというコンセプトになっています。マップ編集用ソフトウェアであるJOSMに比べれば機能は少ないですが、最低限の編集は可能です。

GMapWidget - これは楽しい!WebベースのGPSエディタ/ビューワー

GMapWidgetはWebベースのGPSエディタ/ビューワーで、GPXファイルを読み込んでGoogleマップ上にマッピングします。さらに写真のEXIF情報から位置情報を読み込んで地図上にマーカーを付けることもできます。結果を同様にGPXとして出力できます。エディタでは自分で地図にマーカーやラインを引く機能があります。複数のマーカーを立てて、道順を探索する機能もあってとても便利です。

無線LAN

位置情報を取得する方法はGPSだけではありません。ここで紹介するのは無線LANのアクセスポイント情報から位置情報に変換する技術を使ったソフトウェアです。

whereami - Snow Leopard向け。位置情報取得デモ

LeopardではCoreLocation.frameworkによってWiFiを使った位置情報取得ができるようになっています。そんな位置情報取得機能をデモできるのがwhereamiになります。whereamiを実行するとiPhoneではお馴染みの位置情報取得に関するダイアログが出ます。ここでOKボタンを押せばCoreLocation.frameworkによって位置情報を取得し、コンソールログに緯度経度を出力する仕組みになっています。

IPアドレス

次に紹介する方法はIPアドレスを位置情報に変換する技術を使ったソフトウェアです。この場合はGPSに比べると相当おおざっぱな方法になってしまいます。ですが、そこまで厳密な情報を求めない場合には使えそうです。

maptail.js - node.jsとWebSocketを使ってアクセスログをリアルタイムにビジュアル化

maptail.jsを起動する時には何らかのログファイル(通常はアクセスログ)を指定して実行します。そうするとアクセスログをリアルタイムに解析し、IPアドレスから位置情報を取得して地図上にマッピングするという仕組みになっています。地図上に誰が接続しているかと言った情報がマッピングされていくのは面白いです。真っ黒な地図に黄色い点が表示されるのはとても奇麗で見ていて飽きないでしょう。

テキスト

テキストを変換するというのは、住所情報を元に位置情報へ変換するという手法になります。細かい住所が分かっている場合は精度がある程度高い位置情報が得られます。便利なのは、その場にいなかったとしても位置情報を得られるということでしょうか。

Golazo MA4 - メモと位置情報を紐づけて残しておける

フリーテキストのメモから住所情報などを抽出し、地図とともに残しておくことができます。メモはブックマークレットからも可能で、Webページで文字列を選択して自動的に住所を抽出して登録できます。レストランや出かけ先のスポット情報をネットで収集し、Golazo MA4にどんどん蓄積できるでしょう。

GMGeocoder - iPhoneで使えるジオコーディングライブラリ

適当な住所の文字列を位置情報変換して変換できるサービスであるTiny Geocoderを使い、iPhoneで任意の文字列から住所情報を取得して返すことができるライブラリになっています。英語はもちろん、日本語を使うこともできます。デモアプリではテキストボックスに任意の住所を入力すれば、Googleマップ上にピンを立ててくれます。その時には緯度経度に関する情報も表示してくれます。これは地図にそのまま投影しているが、もっと色々な使い方が考えられるでしょう。

その他

Open三国志 - Android携帯で三国志

Open三国志はAndroid携帯を使ったゲームで、舞台は三国志の世界になります。サーバサイドはPHPで開発されています。起動した後、まずは自分の名前を設定します。そして戦場を選択し、戦いに参加します。所属国はGPSによって自動的に決定する仕組みです。

GeoLocateMe - iOSのマップアプリ風に現在位置を目立たせる

GeoLocateMeはiOSのマップアプリ風に現在位置を表示するWebアプリケーションです。iOSのマップアプリで自分の位置を表示すると、中央にマーカーが出てきて周囲にソナーのような波紋風のイフェクトがかかります。それを模したソフトウェアがGeoLocateMeです。GeoLocateMeはHTML5+Googleマップで作られていて、v3のJavaScript APIを利用しています。ごく小さな画像ファイルを使って表現されているのがユニークです。

まとめ

位置情報はリアルな世界に強く結びついているため、同じようなソフトウェアであっても位置情報を絡めるだけで大きく魅力が増します。それはデジタルな世界を一歩抜け出し、より現実とデジタルとが密接に感じられるようになるからです。また、位置情報=スマートフォン/携帯電話というイメージがありますが、データの取得方法はGPSに限りませんので、他のプラットフォームでも十分活用できるはずです。自分のソフトウェア、サービスに位置情報を絡めるとどう魅力が増すか、考えてみるのも良いかも知れません。

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