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質感を強調し被写体を際立たせる撮影方法~被写体の材質を考えて撮る~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その3

質感を強調し被写体を際立たせる撮影方法~被写体の材質を考えて撮る~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その3

 きれいな景色を見た時の感動、おいしそうな果物など写真にしてみたら何にか違う、上手く撮れていない、といったことはよくあることかと思います。
 今回は被写体の素材感・質感の観点から、どうしたら見た時の感動が伝えられるのかを考えてみましょう。

 

被写体の数を少なくして質感を強調する撮影方法

 まず下の写真を見てみましょう。

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 苺をメインとした静物写真です。ですが、メインとなる苺がどうもあまりおいしそうでありません。周りに無意味なものがごちゃごちゃとありすぎるためです。雑多な質感の違う被写体に紛れ、苺のもつ質感が壊れてしまっているのです。
 こんな時は、思い切って被写体の数を減らしてみると解決することがあります。

撮りたいものだけを撮る  

 次の写真では、思い切って無地の背景に被写体を一つだけおいて撮影してみました。

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どうでしょうか?周りに何もない分、トマトの持つみずみずしい質感が強調されています。無地の背景がトマトの質感を際立たせています。 このように欲張らずに撮りたいものを最小限まで減らすと、撮影者の意図が伝わりやすい写真になります。

また、写真の撮り始めは、少ない被写体から始め、枚数を重ねるごとに徐々に被写体の数を増やしていくと撮りやすいでしょう。

質感自体を対比させることで質感を強調する撮影方法

 次は前述とは逆に、異なる質感を持つ被写体同士を撮影する方法をご紹介します。

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 上の写真は、菜の花がまぶしい太陽に照らされている春を撮ったものですが、様々な質感を持った被写体が組み込まれています。錆びたドラム缶、古タイヤ、石ころ、赤土、枯れ草、菜の花、雲、青空といった具合です。
このようにいろいろな質感を配することで、この写真が爽やかな春の空き地を撮ったものだとわかります。 しかしこの写真ではこれらの被写体が漠然と並べられているわけではありません。ではどういった並べ方の秩序があるのでしょうか?

質感ごとに被写体を分ける

下のイラストを見てみましょう。

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 このように、それぞれ質感の異なる被写体がブロック分けして配されていることがわかります。まるで静物写真のような構成です。 このような構成の工夫によって多くの質感の異なる被写体が混ざり合いまとまりを失くすことを避けています。

   

まとめ

  • 被写体の数・質感が雑然としている場合は、思い切って被写体の数を減らして撮影してみる。
  • 様々な質感を持つ被写体を撮影するときは、質感ごとに被写体をブロック分けした画面構成をしてみる。

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