大きく表現する、小さく表現する~被写体の印象を自由に変える!~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その4

大きく表現する、小さく表現する~被写体の印象を自由に変える!~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その4

見たままを写すことは記録です。それに対して撮影者の意図を働かせて写すことを表現といいます。今回は、意図をどのように撮影に反映させ表現するのかを探ってみましょう。

被写体の迫力を表現したい場合

下の写真を見てみましょう。

画像

堂々とした公衆電話です。スマホの時代でもまだまだ公衆電話も活躍中!そんな雰囲気です。ではここではどんな撮影の工夫がなされているのか考えてみましょう。

まず、画面に対して被写体を大きく収めています。画面の三分の二以上を被写体が占めています。 大きく収める時のポイントは、被写体の上下左右どこかを思い切って画面より外に出してしまうことです。この写真では右側が切れていますね。これにより画面に収まりきらないほどの大きさがあることが表現されます。
 
次に撮影のアングルです。見上げるように被写体が捉えられています。あおりの角度です。あおりの角度は物を堂々と見せます。

また、この写真を写した時に工夫したのは、「普段では見えないアングルから撮る」ということでした。公衆電話を使うときこのような角度から電話を見ることは普通あり得ません。しかし、少しオーバーに強調気味に写すことが迫力につながっているのです。

被写体を小さく表現したい場合

次の写真を見てみましょう。

画像

ここに写っているのは前記の公衆電話と同一のものです。しかしその印象は 180度違ったものです。前記の写真の堂々とした雰囲気とは対照的に被写体は小ぢんまりとして、殺風景な空気さえ流れています。

ではどんな工夫がされているのでしょうか?
まず、画面に対して被写体を小さく収めます。面積で測ると公衆電話の占める割合は画面全体の二十分の一程度でしょうか。先ほどの写真の三分の二とは大差です。

次に、大きなものを同時に写す、という工夫です。ここではタイル張りの壁面がそれに当たります。大きなものと対比させることで公衆電話の小ささが引き立ちます。また、壁面を大きく見せるために壁面にはなるべく他のものを写さず壁面だけを写すよう心がけています。
 
アングルの工夫としては、角度は付けずなるべく被写体から離れて撮影しています。ただ、あまり離れすぎると撮影上必要ないものまで写り込んでしまうので、ぎりぎりの距離を探りました。

まとめ

  • 被写体の迫力を表現したい場合は、被写体を画面に大きく収め、よりダイナミックになるようあおりの角度をつけて撮影しましょう。
  • 被写体を小さく表現したい場合は、被写体を小さく収め、同時に大きな被写体を撮ります。角度はあまりつけず被写体から距離を置いて撮影します。

PR_infeed

PR_Relative

オウンドメディア運営会社の皆様へ

s

ページトップ