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建造物の撮影方法~止まっている物に動きをつける、動きをなくす~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その6

建造物の撮影方法~止まっている物に動きをつける、動きをなくす~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その6

建造物は基本的に止まったままの被写体です。そのため撮影においては安定した被写体とも言えます。時間・角度など撮影者主導で撮ることができます。
しかし反面、撮影者の腕やセンスが問われる被写体でもあります。今回はそんな特徴を持つ建造物の撮影に挑みます。

被写体そのものに動きをつける撮影方法

下の写真をご覧ください。

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ここでは、大きな被写体にできるだけ近づき、更にしゃがみ込むことであおりの角度を強調しました。
そして動きをつけるポイントとして、被写体を斜めに角度付けして収める、ということが挙げられます。

次に角度をつける時に対になる角度も同時に入れる、ということです。ここでは鉄塔が一対写されているのですがそれぞれ異なる角度で収められています。
つまり、左側の鉄塔は右に傾き、対して右の鉄塔は左に傾いています。このように角度付けすることによって相互の動きを強調します。

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背景の工夫によって動きをつける撮影方法

次に建造物は遠目から撮影し、背景を工夫することで動きを感じられる写真の撮り方をご紹介します。
下の写真では、ごくありふれた街並みの洋服店が写されています。建造物そのものに対して別段凝った撮り方はなされていません。

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工夫があるのは、その周り・背景となります。まず目に留まるのがダイナミックな空の表情でしょうか。特に斜めに配された雲が印象的で、これが画面に大きく動きをもたらしています。 次に洋服店の周りの街並みが奥行きをもって捉えられているということです。手前の街並み(手前の横断歩道や電柱など)は大きくとらえ地平線に近づくに従い小さくなり画面に変化を与えます。 これで爽やかで勢いのある洋服店のイメージとなります。

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動きをなくす撮影方法 

最後にこれまでとは逆に写真から動きを取り去る方法を紹介いたします。下の写真を見てみましょう。

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これもまたありふれた風景ですね。アパートとその駐車場および車です。 しかし、前述の二枚の写真とは違いとても無機質な印象を受けます。なぜでしょうか?下の図を見てみましょう。

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写真の持つ大きな構成が直線の格子模様です。このような垂直と水平の組み合わせは、静的な印象を与えます。 撮影時のポイントとしましては、被写体としてなるべく無機質なものを選び、建物も斜めから捉えるのではなく正面性を強くしました。 ただそれだけではあまりにも写真として物語るものがないので、アパート入り口の蛍光灯を温かみのある要素として加えました。

まとめ

  • 被写体そのものに動きをつける撮影には、異なる角度の線的な構成を入れます。
  • 背景の工夫によって動きをつけるには、動きのある背景被写体や遠近の感じられる風景を入れます。
  • 動きをなくす撮影には、無機質な感じのする格子模様の構成を取り入れ、極力曲線は入れません。

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