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光と影を効果的に使って撮影する~夜景や逆光を写す楽しみ~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その7

光と影を効果的に使って撮影する~夜景や逆光を写す楽しみ~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その7

日頃、目にする感動的な風景はその多くが光と影による演出です。今回は、二種類の光、人工照明と自然光による撮影を行います。

自然光を効果的に使った逆光撮影

 

まず下の写真を見てみましょう。朝日の逆光に照らされる柿ですね。

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 以前、このハウツー講座で逆光の取り方をご説明いたしましたが、今回はまた違った撮影法に挑みます。
逆光というと強い光をバックに真っ黒いシルエットという画面が思い浮かびますが、この写真では逆光にもかかわらず被写体それぞれの色も再現されていますね。空の色、柿の色、それを吊るす紐の色という具合です。どのように撮影されているのでしょうか?

露出補正とは?

 

実はこの写真はカメラに入る光の量が調整されているのです。 光は入れすぎると白っぽい画面になってしまうし、少なすぎても黒い画面となります。そこのほどよい加減をカメラ側で調整することを露出補正と言います。 露出補正の操作はカメラによって様々ですが、最近のスマートフォンなどではタッチパネル上で簡単にできたりします。

人工照明を使った夜景撮影

 

次の写真を見てみましょう。身近なちょっとした夜景を撮影したものです。 美容院と思しき建物とその前の通りが撮られています。 照明については夜なので、当然ですが人工照明しかありません。ここでは建物をライトアップする光と建物の窓から漏れる光でしょうか。画面手前下の光線につきましては後程ご説明いたします。

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人工照明は通常、ライトアップするためのものですから、きれいな光であることが多いです。夜景の撮影ではこのライトアップされた被写体を撮影に利用することが多いです。昼間の自然光では見えなかった表情を被写体が見せてくれます。

 

シャッタースピードと露光時間について

シャッタースピードと露光時間についてご説明いたします。 シャッターボタンを押してシャッターが切れる速さのことをシャッタースピードといいます。そしてボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間を露光時間といいます。露光時間にはシャッターボタンを押して開いたシャッターを通して光が入り込みカメラに像を写しこみます。これがカメラの原理です。

ではなぜシャッタースピードを速めたり遅くしたりするのでしょうか? これは被写体の明るさに関係しており、明るい被写体を撮るにはカメラに当てる光がわずかで済むためにシャッタースピードを速くします。 逆に暗い被写体を撮るときにはカメラに十分な光を当てないと写らないためシャッタースピードを遅くします。夜の写真を撮ろうとするときになかなかシャッターが切れず写真がぶれてしまった経験をお持ちの方はみえるかと思いますが、光を取り込むのに時間がかかるためです。 夜の記念写真などの場合は、この問題をクリアするためにフラッシュをたきますが、自然な撮影をするには、特に夜景の場合、シャッタースピードを遅くし露光時間を長くします。

カメラのシャッターを開いて光を当てている時間のことを露光時間といいます。つまり、シャッタースピードが遅いほど露光時間は長くなります。 露光時間が長いほどカメラに光が多く入るので明るい写真となります。 この写真で印象的なのは画面下の光線です。これは、シャッタースピードを遅くし露光時間を長くして撮影したために写った、車のライトです。

  では、シャッタースピードを遅くするとなぜ光線が写るのでしょうか? 理由は二つあります。 一つは、夜走る車を撮影したためです。動く暗い被写体を遅いシャッタースピードで撮影すると、露光中カメラはずっと被写体を撮り続けるためブレが起きます。被写体の動きが速いほどブレは大きくなります。そしてこの写真ではそのブレと暗い被写体のため車は写らなかったのです。

では光線はなぜ写るのでしょうか? 二つ目の理由です。それは、動く車の明るいライトに対し適度に長い時間露光したためです。  前述のように露光している間、カメラは被写体を写し続けます。この撮影では、車が一、二台通行する間露光したので、その分だけ光線が写ったのです。  仮にこの場所で車十台が通過する間露光したら、露光時間が長すぎてカメラに光が入りすぎ、白っぽいだけの写真になってしまうでしょう。おそらく光線もほとんど写らないと思われます。  ですので、風景と光線の両方をうまく写すには、適度なシャッタースピード、および露光時間が必要となるわけです。

三脚について

最後に三脚の必要についてご説明します。 夜景撮影ではフラッシュを使わない限りほとんどの場合三脚を使います。これは、露光時間が長いためにおこるブレを防ぐためです。

シャッタースピードと露光時間によって画面が様々に変化するのが夜景撮影の楽しみでしょう。

まとめ

  • 自然光を使い逆光撮影するには、逆光の被写体の色・形がわかる程度に露出補正をします。
  • 人工照明を使った夜景を撮影するには、シャッタースピード及び露光時間を調節して被写体と照明の両方がうまく写るようにします。またブレを防ぐために三脚を使いましょう。
 

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