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世界観のある写真を撮る~コンセプト、何をどう撮るのかを考えてみる~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その9

世界観のある写真を撮る~コンセプト、何をどう撮るのかを考えてみる~|初心者でも上手くなるカンタン写真撮影術 その9

好きな景色や人物などを思いのままに写すことも楽しいですが、今回は世界観や雰囲気、いわばコンセプトのある写真撮影に挑戦します。

コンセプトとは?

コンセプト concept(英) 概念。構想。 写真を撮影する場合は、その写真にどのような雰囲気や意味を持たせるか?という考えに当たります。 その写真を通して何を伝えたいのか?鑑賞者に何を感じてもらいたいのかを考えながら撮影してみましょう。

コンセプトの作り方

コンセプトの作り方は人それぞれといっていいほどたくさんありますが、私の場合は何か一つの被写体をもとに構想を広げてゆきます。 今回は、青空市で買った干し柿をもとにしてみました。 干し柿からどのような世界が広がるのでしょうか?

まず頭に浮かんだのがスーパーで売られている加工された干し柿とは違う、紐で吊るされた形の面白さです。私にとっては生まれて初めて見たもので興味を奪われました。この時点でバルコニーの物干し竿に吊るし、数枚撮影してみました。

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なかなかきれいに撮れましたが、青空を背景にバルコニーのシルエットが無造作に入りスナップ的な感じがします。
もっと冬の寒さが欲しいと思いました。あとは、写真の雰囲気ですね。 そこで時間や角度を変えての再撮影です。

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時間は朝、室内から撮影し窓に映る柿の影を中心に取り入れてみました。 いかがでしょうか?窓の汚れが複雑な模様を作り出し、なかなか面白い雰囲気が出てきました。 ただ欠点としては、柿そのものが見にくい、今一つ寒さが感じられないといったことが挙げられます。
そこでもう一枚。

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今度は、時間は早朝。前回と同じく室内からですが、柿をシルエットとしてはっきりさせ、室内外の気温差によって窓に垂れる朝露を取り入れてみました。 これでなんとか、コンセプトであるの冬の美しさと寒さ、干し柿の面白さが表現できたのではないでしょうか? フレーミングは右に空間を取り、寒々した感じを強調しました。

さて、ここまで3枚の写真を掲載しましたが、実際に撮影したのは20枚程度。時刻や角度を変えながらの撮影でした。日数も4~5日かかりました。 しかし枚数を重ねるにつれ、イメージがだんだんと固まっていき自分の撮りたいもの、コンセプトがはっきりとしてきます。

今回は結果的に、干し柿・早朝の光・窓に垂れる朝露という被写体の選択になりましたが、被写体の組み合わせというのは、季節や撮影者の心情の変化などで無限に存在します。

最初はありきたりの写真でも、枚数を撮り試行錯誤し感覚を研ぎ澄ませてゆけば、きっとあなたにしか撮れない世界観のある一枚に出会えるはずです。

まとめ

世界観のある写真を撮るには、イメージの元となる被写体を見つけ、撮影を重ね徐々にコンセプトに近づけていくと良いでしょう。

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