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Gmailをもっと活用、ハックする。関連ソフトウェア25選

Gmailをもっと活用、ハックする。関連ソフトウェア25選

ITエンジニア、Webデザイナーの方々であれば大抵1アカウントは持っているGmail。Web2.0という単語が騒がれた当時に登場し、Ajaxの魅力を知らしめたサービスでもあります。当時としては信じられなかったGB単位のメールボックスを提供するサービスとしても驚かれました。

今回はそんなGmailを活用したオープンソース・ソフトウェア、フリーウェアを集めて紹介します。

Gmailが登場したのは2004年04月01日で、当時からGmailを使ったハッキング的ソフトウェアが数々登場していました。現在ではデフォルトで提供されていたり、別な機能で補えるものも出ています。そうした歴史を知るといった面白さもありそうです。

Mailplane - Gmailをさらに便利に

Mailplaneを使えばGmailをWebブラウザと切り離して操作できます。レンダリングエンジンはSafariのものを使っているようです。アーカイブやスター、印刷などの機能がツールバーにボタン化されているので使いやすいです。また、新しいメールが別ウィンドウで立ち上がるのも便利です。別なメールを参照しつつ…といった時にタブブラウザでは切り替えが面倒なので、この方が書きやすいでしょう。付属的な機能で、スクリーンショットをそのまま添付したり、Google Talkを別ウィンドウで表示する機能もあります。これはGoogle Talkのインストールをせずに使えるので便利です。

GmZilla - Windows版MailPlane

GmZillaはXULRunnerを利用することでGmail専用ブラウザを実現しています。実行ファイルを起動すると、Gmailの画面が開きます。外部リンクは通常利用しているブラウザで開かれます。この手のソフトウェアの利点は、プロセスの独立はもちろん、それに伴うセキュリティの強化(SSLも常時利用する)や、専用プラグインの導入ができるという事が挙げられます。GmZillaも、Google Readerの機能(メールフォルダの中にFeedsという項目ができ、GmZilla内で閲覧できます。また、既読/未読/返信/転送をボタン一つで切り替える機能も追加されています。何よりこれを使っていれば、ブラウザ側は自由に再起動できるのがいいです。ブラウジングはIE系のものを使っている人でも、FirefoxのGreasemonkeyを使ってGmailをさらに便利にしてみたいという方にもいいです。Windows & Gmailerな人は試してみるとその良さが実感できるでしょう。

Gmailreader - GMailをCUIで操作

GmailreaderはCUIで動作するGmailリーダーです。起動して、ユーザID(@gmail.comは抜きで入れる)とパスワードを入力します。ここは設定ファイルに保存しておくこともできます。するとログイン処理が実行され、最近のメールが一覧表示されます。後はメール番号を指定して内容を見ることができます。さらにドラフトを作成し、それを送信することもできます。好きなエディタを使ってメールを作成し、Gmail経由で送信できるというのは素晴らしいです。尚、日本語は件名は文字化けないものの、内容を表示するとエンコードが異なるようで文字化けてしまいました。ラベルを指定して表示したり、メールをアーカイブやスパム報告することもできます。ラベルを付けることはできないようですが、それでも十分基本的な操作はこなせるでしょう。Gmailをお使いのサーバ管理者の方は一度使ってみましょう。

Mail Trends - メールを解析

Mail TrendsはPythonで作られたソフトウェアで、IMAP経由でメールサーバに接続し、そのメールヘッダを解析してくれます。主にGmail向けに作られているようですが、設定を変更すれば他のメールサーバでも利用できるでしょう。日々におけるメールの送受信数、送信元ごとのメール量の推移、スレッドの多い順に一覧、メールサイズの分析などなど。分析結果は一つのHTMLファイルとして出力され、Google Chart APIを使ってグラフ化してくれます。Gmailで試す場合は、設定を英語にした上で行った方が容易です。メールに関係した業務は予想以上に時間を費やしていることが多いです。まずはこれまでの分析を行ってみましょう。

Zindus - Thunderbirdのコンタクト情報をGmailと同期

ZindusはGmailだけでなく、(本来はこちらがメインと思われる)Zimbraのアドレス帳とも同期することができます。会社内でZimbraを使っている場合、そのフロントエンドとしてThunderbirdが活用できるようになります。ZindusはThunderbirdのアドオンとして提供されます。インストール後、GmailまたはZimbraの設定をすれば完了です。日本語も問題なく取り込まれていました。これで連絡先をいちいち調べることなく、メールが送れるようになります。同様のサービスもありますが、Zindusの場合はこれ単体で同期してくれるのが便利です。なお、試してみたところエラーメッセージらしきものが表示されましたが同期はされていたので、その点注意してください。

GMDesk - Gmail/Googleカレンダー/Googleドキュメントをローカルアプリケーションのように扱う

GMDeskはAIR製のソフトウェアで、WindowsやMac OSXで利用ができます。AIR製なので、レンダリングエンジンはWebKitが採用されています。そのため、結果はSafariに近いものになっています。利用できるのはGmail、Googleカレンダー、Googleドキュメント、Googleマップ、Googleリーダー、Picasaとなっています。これらをショートカットで切り替えながら利用できるようになっており、URL入力もなく利用できるのがローカルアプリケーションのような操作感です。Google Appsにも対応しています。AIRの問題かGMDeskの機能なのか、現状ではコンテクストメニュー(右クリックメニュー)が表示されません。また、メニューにないためかコピー&ペーストもできないようです(コピーはできますがペーストができません)。また、ブラウザのレンダリング結果のフォントが非常に小さいのが難点ではあります。

ChromeMailer - Gmail + Google Chromeをデフォルトメーラーにする

ChromeMailerは専用のインストーラーが提供されています。インストール後、設定ウィンドウを開いてボタンを押すだけでGoogle Chromeがデフォルトメーラーになります。ドメインを設定することで、独自ドメインによるGoogle Appsにも対応します。後はIEをはじめとするブラウザからmailtoのリンクをクリックすれば良いだけです。Google Chromeが立ち上がり(メニューやタブがないWebアプリケーションモードで)、新規メール作成画面が開きます。後は本文や件名を入力して送信すればいいです。JavaScriptの高速化をはじめとして、Google ChromeにはWebアプリケーションを快適に利用するための工夫がこらされています。ChromeMailerを使えばそれを最大限に活かせるでしょう。

Affixa - GmailをはじめWebメールを使っている人が幸せになる

Affixaはメーラーという訳ではありませんが、デフォルトのメーラーとして指定しておくと便利です。起動するとタスクトレイに常駐するので、アカウント(Gmailや米Yahoo!メールなど)を設定します。後はエクスプローラからファイルを右クリックして送るメニューでメールを選べば自動的にアップロードが開始します。メールはドラフトの中に入っているので、後は宛先などを編集すればいいです。他にもAffixaのウィンドウにドロップしてからアップロードすることもできます。この場合、Drop.ioにアップロードしてそのURLだけをメールに貼付けることもできます。デフォルトメーラーとして利用するので、mailtoリンクに対しても有効に動作します。Affixaはフリーウェアですが、有料プランに入るとZip圧縮して添付することもできたり、マルチアカウントにも対応するようです。特にそのような機能がなくとも便利に使えるソフトウェアなので、Gmailを多用される方はインストールしてみましょう。

Google Email Uploader for Mac - Mac OSXのローカルメールをGoogle Appsへ移行する

Google Email Uploader for MacはMac OSX向けのメーラーに対応し、そのメールデータをGoogle Apps上のアカウントに転送するソフトウェアです。Gmailアカウントには対応していないので注意してください。対応しているのはMail、Eudora、Thunderbirdになっています。Google Email Uploader for Macを起動すればインストールされているメーラーがリストアップされます。そこから選べば簡単です。そのほかメールのフォルダを選んで移行させることもできます。mboxやMaildirを選んでアップロードすることもできます。アップロード時には特定のラベルを付けることもできます。Mac OSXユーザでGoogle Appsへ移行しようという方はぜひ。

Rapportive - GmailがソーシャルCRMに

Rapportiveはメールアドレスを使ってソーシャルサイトから情報を取得します。その結果をGmailのメール閲覧画面の横に表示するのがミソです。ここは通常Google Adsenseが表示されている場所であり、あまり気にしなかった部分です。Rapportiveによって有効活用できるようになります。Rapportiveは各種ソーシャルサイトが一覧で表示されるTwitterであればその場でツイートが閲覧できます。そして下の部分にはメモができるようになっており、相手に関するちょっとしたメモをその場で残しておけます。こうした蓄積は後できっと役立つでしょう。相手に関する情報を一から作るのは困難ですが、プロフィールサイトから拾ってきてくれるのがとても便利です。オンラインでの活動率が高い人ほど、Rapportiveは役立つはずです。

Google Account Switcher - 複数のGoogleアカウントをお持ちの方は

Google Account Switcherをインストールした状態でGoogleの各サービスを表示させると、右上にドロップダウンが追加されます。それをクリックするとアカウントのリストが出る。そして自分が使っているアカウント(○○@gmail.comの○○部分)を追加していきます。gmail.comはあってもなくても良いようです。 追加すればドロップダウンから選択してすぐにアカウントを切り替えられるようになります。切り替えはログアウト+ログイン画面となっていますので、切り替える度にパスワードの入力は必要です。なおGoogle Appsには対応していないので注意が必要です。あくまでもGoogleアカウントユーザを複数アカウント切り替えて使うのみに限られますが、便利になる方は多いはずです。

GmailDefaultMaker - mailtoをWebメーラーに変更する

GmailDefaultMakerはインストールウィザードの流れでデフォルトメーラーが変更できます。名前の通り、当初はGmail専用だったようです。しかし最新版ではGmailの他、Yahoo!、AOL、Hotmailもサポートされるようになった。インストールの最中でサービス選択画面が出るので、そこでWebサービスを指定すればいいだけです。後はmailtoのリンクを踏むとWebメーラーが表示される仕組みです。subjectやbodyで与えられた引数の内容にも対応しています。ローカルのメーラーは使わず、Webサービスを活用している人は覚えておくと便利なソフトウェアです。

Gmailr - Gmail向けにGoogle Chrome拡張を開発するならばベースに使いたい

Gmailrはモック的なソフトウェアで、Google Chrome機能拡張として動作します。インストールした状態でGmailまたはGoogle Appsのメールを表示すると、画面上にステータスバーが表示されるようになります。これがGmailrです。その状態でメールをアーカイブしたり、未読に戻す、スパムに入れると言ったアクションを実行すると、Gmailrのステータス表示にもアクションが表示されるようになります。つまりGmailのアクションを読み取って任意の処理を実行できるようにします。GmailrはGmail用のJavaScript APIを作るソフトウェアになります。メール作成時にデータベースと連携したメッセージを挿入するようなソフトウェアもGmailrを活用すれば作れるでしょう。

Google Apps Shell Interface - Google Appsを導入している企業向け。コマンドで設定を行う

Google Apps Shell InterfaceはGoogle Appsのビジネス向けにおいて公開されているAPIを利用できるようになります。スクリプトを組んだりしないで使えるのが便利です。主にメールの設定(フィルターやラベルの作成、エイリアスの作成、IMAPアクセスの設定など)、Googleグループの設定、ユーザ設定が行えます。コマンドはGoogle Apps Shell InterfaceのWikiを見れば一通り書いてあります。まずは認証を行い、その後は書いてあるコマンドを自分の環境に合わせて変更して実行するだけです。Google Appsの管理画面を見ずに設定できるのが便利です。普段の操作に慣れた管理者にお勧めです。

Go Contact Sync Mod - プライベートとビジネスの横断。GmailとOutlookのアドレス帳を同期

Go Contact Sync ModはOutlookとGmailのアドレス帳を同期してくれるソフトウェアです。Gmailの認証情報を登録し、Outlook側はアドレス帳の名前を指定するだけでいいです。衝突した時にどちらを優先するか(または都度聞くか)といった指定もできます。同期も双方向またはどちらを基準にすることもできます。Go Contact Sync Modは常駐するソフトウェアで、指定時間ごとに自動的に同期させることも可能です。OutlookとGmailの両方を使っている人はお試しください。

gmail-britta - Gmailフィルタ設定をRubyで作成

Gmailは強力なスパムフィルタによって従来問題視されていたスパムメールを殆ど目にすることがなくなりました。しかしスパムと言えないまでも迷惑なメールというのは存在し、それらを都度アーカイブしたり、スパム判定に登録するのは面倒だったりします。そこで使ってみたいのがgmail-brittaです。Gmailのスパムフィルタ設定をRubyから生成できるライブラリです。DSLなので書き方は覚える必要がありますが、さほど難しくなさそうです。

Wmail - Gmail専用クライアント

最近ではWebアプリケーションがリッチになっていますので、Webブラウザからそのまま使っているという人も多いのではないでしょうか。ただ、メールでは重要なやりとりがされることも多く、任意のWebサイトや機能拡張が入った中での利用はセキュリティを懸念するかもしれません。そこで使ってみたいのがGmail専用アプリのWmailです。Wmailの利点として、複数アカウントの管理に対応しているという点が挙げられます。また、デスクトップ通知やバッジ表示など、ローカルアプリケーションならではの機能が使えます。ただしメイン、ソーシャル、プロモーションといったタブ分けに対応していないのですべての未読数が出てしまうのが難点です。

Github Shields in Gmail – Gmail上でGitHub Issueのステータスを確認

GitHubのIssueを使ってタスク管理を行っていると、タスクが登録されたりその返信を行った際にメールが飛んできて便利です。そのメールに返信してもIssueに追記されるのでメールでもGitHubでも利用できます。しかしそのIssueのステータスはメール全体を追いかけないと分かりませんでした。そこで使ってみたいのがGithub Shields in Gmailです。

GitHub Notification Helper for Gmail – GitHubからのメールを素早く開くChrome機能拡張

GitHubでは課題やコメント、pull reqがあるとメールで通知してくれる機能があります。便利な機能ですが、GitHub Notification Helper for Gmailを使うとさらに手軽になりそうです。メールの下の方にあるリンクをクリックすればGitHubに飛べる訳ですが、GitHub Notification Helper for Gmailを使えばさらに素早くジャンプできるようになります。ボタンを押すか、Shift + Gでもジャンプできるようになります。スクロールしてリンクをクリックする手間すら省いてくれるちょっとしたことですが便利なソフトウェアです。

Gmail.js - GmailにAPIを追加するJavaScriptライブラリ

IT系の方でGmailを使っている方は多いと思います。gmail.comはもちろん、Google Appsもあります。そんな幅広く使われているGmailだからこそ、多数の機能拡張が開発されていたりします。単純に使うだけでなく、自分でカスタマイズすればもっと面白い使い方が見いだせるでしょう。そんなGmailを拡張するスクリプトのベースになりえるのがGmail.jsです。Gmailを自在に操作するAPIとして使えます。最初の使い方としては、Gmail.jsとjQueryを読み込むところからはじまります。Gmailを開いて以下のコードをコンソールで実行します。

Gmailを編集してみやすく「Signal」

電子メールは仕事に欠かせないツールですが、その内容の殆どは不要なものです。意味のない前書き、フッター、中の本文…などなど。そこで使ってみたいのがSignal、Gmailのメールエディタです。例えばこんなメールがあります。上にEditingなどのボタンが追加されているのが分かるかと思います。やっていることはシンプルで、JavaScriptによって動的にメールの内容を変更しています。そのため勝手に追加した文字は検索には引っかかりませんのでご注意ください。ともあれ件名を編集したりすれば一覧時にも内容が分かりやすくなるので便利です。

Gmailのタスクをバックアップして別アプリケーションで活用「Google Tasks Backup」

Google Tasks BackupはGmailのタスクを他のフォーマットに変換するソフトウェアです。Gmailではメールをタスクに転換できる機能が便利です。しかしGmail上だけでなく他のシステムにデータを移行させたいと思うこともあるでしょう。そこで使ってみたいのがGoogle Tasks Backupです。エクスポートできるフォーマットはOutlook、iCal、CSV、RTMなど様々です。

マルチプラットフォームで動作するGmailバックアップ「Gmvault」

個人、企業を問わずGmailを利用している人は多いかと思います。そんなGmailを自動的にバックアップしてくれるソフトウェアがGmvaultです。コンソールベースで自動化しやすい作りになっています。使い方はメールアドレスを指定するだけです。またはquickを使って直近二ヶ月だけにしたり、日付の範囲を指定したりできます。GmvaultはDBは使わず、ファイルシステム上に暗号化した状態でメールを保存します。利用はIMAPを介して行いますが、Google上の認証を使うのでパスワードを入力する必要はありません。なおGoogle Appsアカウントでは失敗してしまいました。メールを保存するだけではなく、リストアができる点も見逃せません。

自分のデータをバックアップします。Facebook/Picasa/Gmailコンタクト情報バックアップ「MyCube Vault」

MyCube Vaultが対応しているサービスはFacebook、Picasa、Gmailのコンタクト情報となっています。それらのデータをOAuthを使って認証し、バックアップしてくれます。MyCube Vaultはローカルに立てるサーバであり、Webブラウザからアクセスして設定を行います。バックアップはすぐに行うことも、定期的に実行することもできます。取得したデータはアーカイブされて設定した場所に蓄積されます。

GmailとEvernoteを同期させる「EveImSync」

EveImSyncはGmailに付けた特定のラベル以下にあるメールと、Evernoteの特定のノートブックにあるメモを同期するソフトウェアです。Gmail側はIMAPを使います。EvernoteはWindows版をインストールすると一緒に配置されるENScriptを使うようになっています。後はStart Syncボタンを押すと同期処理が開始されます。設定は複数のEvernoteのノートブック、Gmailのラベルに対して行えます。メールにあるデータやその逆にEvernoteにあるデータをどちらかの環境に統一するのに便利なソフトウェアでしょう。メールには重要なデータが揃っています。そのデータをバックアップする先としてEvernoteを使うというのは面白いアイディアではないでしょうか。また、逆にEvernoteにあるメモをGmailに取り込んで検索するというのも良いアイディアではないでしょうか。


こうして見ると、2004年の登場以降も2016年になっても関連ソフトウェアが次々に登場しています。ストレージ的な面白さ、IMAPやExchangeなどのプロトコルへの対応、Web APIなど様々なWeb関連技術がGmailには備わっていることが要因として考えられます。

今後とももっと面白いハックが登場することと思われます。利用者としてはもちろん、開発者としてもGmailをプラットフォームとして捉えると面白い使い方が見いだせるかも知れません。

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