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【2017年版】知っておきたいInstagram広告まとめ

【2017年版】知っておきたいInstagram広告まとめ

公式情報によると2017年4月にユーザー数が7億人を突破したInstagram―ネットを介した知名度を高める手段として定番化してきたのではないでしょうか。ここではInstagram広告の特徴をはじめ、どのような事例があるのか、何ができるか、基本的な出稿方法などを紹介していきます。

Instagram広告の特徴

特筆すべきポイントとしては、親会社であるFacebookが保有しているユーザーデータを活かしたターゲティングの細さ、広告マネージャやパワーエディタによる管理機能、ビジュアルの世界観やストーリー性といった表現力が訴求力に直結するところなどが挙げられます。

利用できる広告は4種類

2017年7月現在、Instagramには4種類の広告が存在します。これによって広告の内容だけでなく「効果的な見せ方」を考慮する戦略性が必要であると言えます。

  • 写真広告(Instagramに投稿した画像をベースとした広告)
  • 動画広告(Instagramに投稿した動画をベースとした広告)
  • カルーセル広告(任意に設定した複数の画像をスライド表示し、サイトへのアクセスを促す広告)
  • ストーリー広告(任意に設定した画像または動画を表示し、リーチを高めるために利用する広告)

Instagram広告の掲載箇所

Instagram広告の掲載箇所は、アプリ内のタイムラインとなっています。そのため、PCのブラウザからアクセスした場合は広告が表示されません。

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広告画像(画面キャプチャ)は、レシピ動画サイト「クラシル」のものです。

Instagram広告活用による成功事例

Instagram Businessの成功事例を元に、企業の数値化されている成功例とポイントを紹介いたします。

ボルボ(vulvocarusa)

スウェーデンの自動車メーカーである同社には、衝突安全性に定評があり「ボルボと言えば頑丈」とイメージをお持ちの方も多いのではないかと思います。ボルボの目標は、2009年以降ベストセラーとなっているXC60の発売にあたって、同社の平均的な顧客層より少し若めの都市部に住む人々をターゲット層とし、XC60に使われている革新的技術、安全機能、乗り心地を知ってもらうことでした。

Instagram、クリエイティブショップ、そしてエージェンシーパートナーとの連携から斬新なアプローチ「Instagram上で試乗体験をさせるThumb Drive:親指ドライブ」が生まれ、ターゲット層を「主要都市で自動車の購入を検討していて、特にボルボに関心がある18~65歳の人々」に絞り込み以下のような反響を生みました。なお、親指ドライブの動画はYoutubeにてご覧いただけます。

  • 購入検討中の人々にリーチ:870万人
  • 動画を最後まで再生した人の割合:17.5%

ペリエ(perrierusa)

フランスの水源で採取された天然炭酸ミネラルウォーターのブランドで、独特の緑色のボトルが有名です。ペリエの目標は、ブランド認知度を高め、社名を冠した製品の実店舗での売上を伸ばすことでした。

InstagramとFacebookの両方にまたがる2段階の戦略により「ナイトライフ、利便性、ポップカルチャー、競合他社のブランドに関心がある25~40歳の男女」という幅広いターゲット層に遊び心のあるカラフルな広告を配信し、ネットのみならずオフラインの収益の増加にも繋がったと言います。

  • 広告想起率:17ポイント上昇(フェーズ1)
  • 購買意図:4ポイント上昇(フェーズ1)

リーバイス(levismx)

アメリカを拠点とするアパレルメーカーでありデニム業界のパイオニアであるブランドで、その前身がリーバイ・ストラウス日本支社であったことはジーンズ好きの間では語り草となっています。リーバイスの目標は、メキシコのターゲット層の間で関連性を高め、ひとつのライフスタイルとして定着し、レディースの新商品を発表して売上を伸ばすことでした。

「メキシコ在住かつ音楽、アート、フェスティバル、デニム、ショッピング、衣類に関心を持つ、18~35歳の若い人」をターゲット層に売り込むために「#LiveInLevis」というカルーセル形式の写真広告と短い動画広告で構成されるInstagramキャンペーンを実施しました。「使用の機会」「スタイル」「個性化」という3つのアピールポイントが功を奏し、また動画の再生時間の短さもコスト削減に寄与しました。

  • 動画再生の平均コスト削減率:-68%(他のプラットフォームと比較)
  • 広告想起の増加率:+6%
  • 売上増加率:+30%

これらの事例からは、綿密なターゲティング、購買意欲を高めるための提案あるいは遊び心のあるビジュアルが重要な役割を果たしており、アナログメディアに比べて実施の速さとコストパフォーマンスに優れるSNS広告の優位性が伺えます。

Instagram広告の出稿方法

Instagram広告には、アプリから出稿できるものとウェブから出稿できるものがあります。

アプリからの出稿について

既存の投稿をベースに対話形式で手軽に出稿できます。この方法で広告を作成するには、ビジネスプロフィールが設定されているInstagramのアカウントが必要です。ビジネスプロフィールの設定方法、特徴について確認されたい場合はInstagramをビジネスで使いたい人のための知識と心得にまとめていますので、ご一読いただけると幸いです。

広告にする投稿、ユーザーに実行してもらいたいアクションを選ぶ

広告として使いたい画像または動画の右下の「宣伝する」をタップすると設定画面に移動します。実行してもらいたいアクションを「ウェブサイトにアクセス」「ビジネスへの電話または来店」から選択します。ここでは例として「ウェブサイトにアクセス」を選びます。

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アクションボタンの項目にある「ボタンテキストを選…」をタップし、アクションボタン名を「詳しくはこちら」「他の動画を視聴」「購入する」「予約する」「アカウント登録」「お問い合わせ」から選択します。アクションボタンの項目が選択したアクションボタン名に変更されます。続いて誘導したいサイトのURLを入力します。

オーディエンスの設定

初期状態と「自動」新たにオーディエンスが作成できる「カスタムオーディエンス」から選択します。

以下のような設定内容が表示されます。

  • 名前(オーディエンス名):「東京、コンピュータ好き、20~29、男性」のような、流用を想定しターゲティングが分かり易い名称が望ましいです
  • 地域(広告の対象となるユーザーの地域):標準ではアカウントの地域が設定されていますが、任意の地域を入力し表示された候補から選択することも可能です
  • 趣味・関心(ユーザーの趣味や関心):趣味や関心事を入力し、候補から選択します
  • 年齢(ユーザーの年齢層):スクロールバー(左の●が最小、右の●が最大)をスワイプして設定します
  • 性別(ユーザーの性別):「男性」「女性」「すべて」から選択します

を設定後、画面右上のチェックボタンをタップします。

合計予算の設定

初期状態で「自動」が選択されていますが「カスタム予算を設定…」をタップすると、金額を数値で入力できます。

掲載期間の設定

「1日」か「7日」が選べるようになっていますが「カスタム期間を設定…」をタップすると、掲載日数を数値で入力できます。ただし、1日の最低予算が100円のため、合計予算の日割りで100円を下回る日数は設定できません。

支払い方法の設定

クレジットカード、デビットカード、Paypalなどの決済方法、請求先の国を登録します。なお、ここで登録した支払い方法は、Facebookと共有されるためFacebook広告でも利用できるようになります。

ウェブからの出稿

目的別にキャンペーンを作成し、キャンペーンに沿った戦略的な広告を作成できるのが特徴です。この方法で広告を作成するには、Facebookページが必要です。キャンペーンの分類やそれぞれでできることについては以下のとおりです。

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認知

  • ブランドの認知度アップ
    そのブランドに関心を示す可能性が高い人にリーチし、認知度を上げられます
  • リーチ
    できるだけ多くの人に広告を配信できます

検討

  • トラフィック
    Facebook内外のリンク先へ利用者を誘導できます
  • エンゲージメント
    投稿のエンゲージメントやページへのいいね!、イベントへの出欠確認、クーポンの利用を増やせます
  • アプリのインストール
    アプリのインストール数を増やせます
  • 動画の再生数アップ
    動画の再生数を増やせます
  • リード獲得
    ブランドやビジネスに関心がある人のメールアドレスを獲得できます

コンバージョン

  • コンバージョン
    ウェブサイトやアプリでのアクションを増やせます
  • 製品カタログでの販売
    ターゲットオーディエンスに合わせて、製品カタログの製品を自動的に表示する広告を作成できます
  • 来店数の増加
    近隣エリアにいる人の来店数を増やせます

広告アカウントの作成

広告マネージャにアクセスし、キャンペーンの目的を選択します。

広告キャンペーン名を設定します。

アカウント情報「アカウントの国」「通貨」「時間帯」を選択し「次へ」をクリックします。画面下部の「 詳細オプションを表示」をクリックすると、任意の広告アカウント名を設定できます。

オーディエンスの設定

初期状態で「自動」が選択されていますが、ここでは新たにオーディエンスを作成してみます。「カスタムオーディエンス」をタップします。

以下のような設定内容が表示されます。

  • 名前(オーディエンス名):流用を想定しターゲティングが分かり易いオーディエンス名が望ましいです
  • 地域(広告の対象となるユーザーの地域):標準では「この地域のすべての人」が設定されていますが、任意の地域を入力し表示された候補から選択することも可能です
  • 年齢(ユーザーの年齢層):プルダウンメニューで最小年齢~最大年齢を設定します
  • 性別(ユーザーの性別):「男性」「女性」「すべて」から選択します
  • 言語(ユーザーの言語):地域内で一般に使われない言語を使う層をターゲットにする場合のみ入力します

配置の設定

広告を掲載するアプリや端末を設定します。「自動配置」「配置を編集」から選択でき、コスト内で表示回数をできるだけ多くしたい場合は「自動配置」が、条件を指定して任意のターゲットにのみ広告を表示したい場合は「配置を編集」による設定がお薦めです。また詳細オプションを利用すると、モバイル機器のOS、掲載を除外したいカテゴリコンテンツ、ブロックリストの適用など緻密なターゲティングができます。

予算と掲載期間の設定

「1日の予算」と「通算予算」「掲載期間(開始日時と終了日時)」を指定し、広告の予算を設定します。1日の予算を入力した場合は「1日の予算×掲載日数」が、通算予算を入力した場合はそのままの数値が広告予算となります。ただし広告の1日あたりの最低予算が100円のため、通算予算の掲載期間は日割りで100円以上となる日数は設定する必要があります。

支払い方法の設定

クレジットカード、デビットカード、Paypalなどの決済方法、請求先の国を登録します。なお、ここで登録した支払い方法は、Facebookと共有されるためFacebook広告でも利用できるようになります。

広告ページの設定

広告でビジネスのページを「Facebookページ」「Instagramアカウント」から選択します。

広告形式の設定

広告の形式を以下から選択します。

  • カルーセル(2件以上のスクロール可能な画像、または動画)
  • 1件の画像(それぞれ1件の画像を使用した広告で、追加料金無しで最大6件まで作成可能)
  • 1件の動画(1件の動画を使用した広告)
  • スライドショー(最大10件までの画像を使用して作成できるループ動画)

フルスクリーンエクスペリエンスの設定(任意)

モバイル機器にフルスクリーンで広告を表示できるオプションです。2枚~10枚の画像によるカルーセル表示か2分以内の動画を使った「カバー」や「テキスト」「アクションボタン」「リンク先URL」などが設定でき、広告のインパクトを強めたい際に適しています。

  • メディアの設定
    広告の形式に合わせた画像や動画のアップロードを行います。
  • テキストの設定
    広告内の文章を入力します。
  • 注文内容の確認、確定
    画面下部の「注文内容を見る」をクリックします。内容に問題がないことを確認してから「注文を確定する」をクリックし、決済情報を設定します。

パワーエディタについて

ウェブから出稿するもうひとつの方法としてパワーエディタがあり、こちらは広告の一元管理や下書き状態のプレビューなどの機能が便利です。しかし、広告マネージャに比べると広告の作成手順に慣れが必要なため、複数の広告やキャンペーンを分析する段階まではあえて使わなくても良いように思います。

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Instagram /Facebook広告について一から学びたい時は

公式のヘルプセンターの閲覧をお奨めします。キーワード検索はもちろん、質問のカテゴリごとに充実しているため、具体的な疑問に対する回答を得やすくなっています。

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広告活用の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

Text:高橋智広
フリーランス。「 IT、デザイン、 マーケティングを武器に参謀を担い、 顧客の想いを起点とした市場活動の遂行により事業の存続を実現する」 というスローガンの下、夫婦で小規模事業者を専門にマーケティング、業務効率化、Web制作などのサポートを行っている。

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