【 2017年上半期版 】AI関連ニュースまとめ 

【 2017年上半期版 】AI関連ニュースまとめ 

2017年上半期はAIという文字や言葉がメディアで大きく取り上げられました。ご存知の通り、藤井聡太四段の快進撃です。「AI時代の申し子」「AI戦術」「AI将棋」などAIという文字や言葉が飛び交い、老若男女にAIが周知される事となりました。

今回は、AI(人工知能)がどこまで進化したのか、2017年上半期のAI関連のニュースをまとめました。

世界最強囲碁棋士、AIに完敗

AI対人知という観点から2017年はAIに大きな進歩がありました。1996年IBMのスーパーコンピューター「ディープブルー」がチェスの世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフに初めて勝利し、AIが人知に勝ったことで話題となりました。それから20年以上が経過し、現在では、チェスの世界だけでなく、将棋界においてもプロの将棋棋士がAI将棋ソフトで腕を磨く時代になりました。

そんな中、囲碁の世界では、AIが人知に勝つにはまだ数年はかかるだろうと言われていましたが、2017年5月に、グーグル傘下のDeepMindが開発するAI「AlphaGo」が、人類最強とまで呼ばれている世界最強の囲碁棋士・柯潔(カ・ケツ)と対戦し、3連勝で柯潔を下し、完全勝利を収めました。

さらに、「Libratus」というAIプログラムが、世界最強のポGIZMODEーカープレイヤー20人と対戦し、勝利を収めています。ポーカーで勝つためには“はったり”を覚えないと無理だと言われていましたが、AIが“はったり”を覚えたことに、AIの進歩があると言います。これは、提示される情報が不完全だったり、過った情報を提示される状況においても幅広く応用することができるという事です。

ニュース元:JIJI.com |  GIZMODE

JPモルガンのAI、専門家チーム36万時間分の解析をたった数秒で

ビジネス界では、アメリカの銀行、JPモルガン・チェースが、コントラクト・インテリジェンス「COIN」というAIプログラムを稼働。法律専門家や融資担当者が年間36万時間費やしてきた融資契約内容を解析する仕事をなんと数秒で検証します。さらに、クレジット・デフォルト・スワップ、カストディー(資産管理)契約といった複雑な法律文書作成に「COIN」の技術を活用することも計画しています。

また、同行では、1月から利用開始した「Xコネクト」という別のAIプログラムが、行員のEメールを解析し、見込み客との関係が最も近く、紹介の便宜を図ってもらそうな同僚を見つける支援も行っています。

“ミスも少なく、休暇申請もしない”と同行担当者が語っており、AIが人件費削減や雇用の機会喪失につながり、AIに脅かされる時代がやって来たと言えそうです。

AIによるプロファイリングでブックマークを管理するアプリ「Stock Mark」を開発運営するStock Mark株式会社は、社内の部署で設定したキーワードに関連する記事を国内外の1万以上のメディアから収集し、その部署の署員が読むべき記事を一覧で表示するアプリ「Anews」を開発しました。

AIによる組織への指示、運営も間もなく始まるかもしれません。

ニュース元:Bloomberg |  Tech Chrunch

AIで変わる医療現場

医療の世界でもAIはグーグル傘下のDeepMindを筆頭に、病理医よりも早く正確に医療データを予測することが出来るようになりました。

例えば、がんの悪性度を判断する病理検査があった場合、病理医は毎回患者の病理画像を見てから悪性度を判定しデータにまとめるという作業をしていますが、AIは、病理医が見落とした点も見落とすことなく正確に早く病理画像を判定し、データにまとめることができます。

ただし、AIが病理を判断することで医師の責任はどう問われるかなど、医師の負担を軽減させるためのサポートにとどまっているのが実情のようです。

ニュース元:m3.com

AIロボットと恋愛

身近なところでは、Microsoftの女子高生AI「りんな」、LINEの(開発元のウィンクルを資本業務提携により連結子会社化)俺の嫁ロボ「Gatebox」をはじめ、音声AIアシスタントの進化が著しくなりました。

そんな中、イギリスの広告代理店「J. Walter Thomson」と市場調査会社「Mindshare」が、音声AIアシスタントに関する興味深い調査結果を発表しました。その調査結果によると、音声AIアシスタントを利用しているユーザーの3割以上が、音声AIアシスタントが人間であってほしいと願うほど好意を抱いているとのことです。

使い始めは、無機質ではあるようですが、質問を繰り返し、使い続ければ使い続けるほど親近感を覚え、7割の人が実際に人と話しているように感じるようになるそうです。さらに、3割弱の人が、音声AIアシスタントに性的な幻想を抱いているという結果が出ています。SFの世界では、AI搭載のロボットと恋に陥るという話がありますが、実際にそうなるのも遠い将来でないかもしれません。

ニュース元:engadget

ほったらかし投資ブーム

投資の世界においても「今や投資の世界は、機関投資家の間で繰り広げられるAI(人工知能)ロボットコンテストだ」と言われるほどに、AIによる「ほったらかし投資ブーム」が到来している。

個人投資家の間でも、ロボアドバイザーと呼ばれるPCやスマホからネット上でAIにより最適な投資信託は何かを診断し、資産運用を一任したりアドバイスを貰ったりできる投資運用ツールがブームとなっており、「THEO」「楽ラップ」「8Now!」など各社がしのぎを削っています。

ニュース元:東洋経済オンライン

わたしの仕事、ロボットに奪われますか?

2015年末、野村総研とオックスフォード大学の共同研究で、国内の601種類の職業が10~20年後AIやロボットで代替えされる確率を試算したところ、労働人口の49%が就いている職業が代替えされる可能性があるという結果が出ました。あれから、1年半、今後本当にAIが仕事を奪っていくのでしょうか? 賛否両論があるところですね。

日本経済新聞が「わたしの仕事、ロボットに奪われますか?」というツールを公開しています。早速診断してみましょう。

ニュース元:Mayonez

まとめ

今注目のキーワード「AI」に関して、2017年上半期のニュースの中から気になったものをピックアップしてまとめました。

昨年、星新一賞の一次予選を通過し話題となったAIが書いた小説、AIの作曲、AIによる自動車の自動運転など、身近なところでもAIが人間に取って代わり、また、普段使っているスマホやPCといったIT関連の機器は勿論のこと、冷蔵庫、エアコンといった家電製品にまでAIが役立っています。

1950年代にAIという言葉が生まれてから60年、コンピューター技術の進化によりAIはここ数年急激な進化を遂げてきましたが、今後もさらに進化を続けることでしょう。個人的には、ターミネーターのスカイネットが現実化することを危惧していますが、皆様いかがでしょうか。

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