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Launch30〜Hubudの30日間起業家養成プログラムがイケてる理由

Launch30〜Hubudの30日間起業家養成プログラムがイケてる理由

東南アジアにおけるコワーキングのメッカ、バリで9月からスタート

今回紹介するHubudはバリにおけるコワーキングスペースの代表的存在で、欧米はもちろんのこと世界中からエッジの立ったデジタルノマドやアントレプレナーが集まり、そこかしこでバチバチとスパークが起こる超先進的コワーキングとして名を馳せている。そのHubudが、またあらたなプログラムを始動する。

コワーキングはコワーケーション、そしてコリビングへ

ノートパソコンひとつで世界を移動するリモートワーカーにとって東南アジアは人気エリアだが、とりわけバリへの注目度は高く、多くのコワーキングスペースが存在する。ちなみにここは2015年、2016年と過去に2回、コワーキングのアジアカンファレンス「CU Asia」の舞台にもなっている。

日本でコワーキングと言えば、単にタスクをこなす、いわばカフェ代わりの「作業場」というイメージが強いかもしれないが、海外ではむしろ新規の事業を起ち上げるための文字通りインキュベーション的役割をも担うようになってきている。

そこで自らのビジネスプランを練り上げ、パートナーを見つけ、プロトを作り、テストランからフィードバックを得つつ、適宜、資金調達しながらロンチへ向けて事業開発に打ち込む、いわば起案から起ち上げまでのスキームとしてコワーキングスペースがある。

一方で、コワーケーション(Coworkation)というムーブメントも各地で起っている。これは、コワーキングとバケーションを合わせた造語だが、リモートワーカーが一定期間あるところに滞在して仕事もしながらレジャーも楽しむ、そしてそこに集う人々とネットワーキングする、というもの。

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さらに、コリビング(Coliving)というトレンドもこれまた世界中で動き出している。生活をともにしながらビジネスも動かして新しい価値を生むワークスタイルであり、一見、生活コストを節約するためのシェアハウスと同じように思えるが、そもそも目的がまるで違う。

コワーケーションの場合、滞在期間は概ね2週間から1ヶ月だが、コリビングの場合、3ヶ月から長くて2年にも及ぶ。いわば、コワーケーションのロングバージョンだ。気をつけておきたいのは、コワーケーションにしろコリビングにしろ、そこに定住することが必ずしも前提とはなっていないということ。つまり、あくまで旅の途中であるということだ。そして、バリはコワーケーション、そしてコリビングのメッカでもある。

実は、世界ではもう「起業」という行為そのものがロケーションに縛られない(location independent)フェーズに入っている。時代の先を行く人たちは移動しながら仕事しつつ、その地で仲間を見つけて諸々条件が整い、起業要件が満たされれば、場所がどこであれそこで起業してしまう。

そして、リモートチームをオンラインで動かしながらまた次の土地へと旅を続ける、そういうアントレプレナーが文字通り世界中を移動している。ぼくはそれを「移働」と言っているが、いまや「起業」も「移働」であり、そうしたグローバルなアントレプレナーにとって、コワーケーションやコリビングはビジネスを実現するまたとない機会を得る場なのだ。

Hubudの30日間起業家養成プログラム「Launch30」

そんな世界の動向を牽引するようなバリのコワーキングの中でもHubudはリーダー的存在としてかねてより名高い。

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その雰囲気をビデオで観てみよう。

こののどかな風景からはとてもそういう印象はないかもしれないが、世界のリモートワーカー、とりわけグローバルな起業を目指す者にとっては最適な環境のひとつになっている。

さて、そのHubudが9月から新しい起業家養成プログラムをはじめる。それが「Launch30」だ。

Launch30

Hubudいわく、「アイデアだけ持ってきて、ビジネスを持って帰ろう」。ビジネスアイデアを持ってHubudに来れば、通常なら6ヶ月かかるところを30日間でビジネスコンサルタントやメンターがしっかりサポートしてくれて、ちゃんとビジネスとしてロンチできるというわけだ。

このプログラムで注目すべきは、ロケーションフリーな、世界中どこにいても収益をあげられるオンラインビジネスの起業プランに特化していること。そしてそれを、コワーケーションもしくはコリビングの文脈の中で成立させてしまうということ。つまり、旅先でビジネスを起ち上げてしまう、ということであって、先ほども書いたとおり、「起業」も「移働」なのだ。

その内容たるやかなり充実してる。1週目はミッションやビジョンの策定、2週目はマーケティング、3週目はウェブサイトの構築とコンテンツ制作、4週目は事業継続のためのスキルの習得、最後の2日間で仕上げて世に送り出す。この間、各分野のエキスパートがみっちり参加者を指導する。

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「Launch30」はデジタルノマドやソロプレナー(個人起業家)、フリーランサーに向いているが、いわゆるインフォプレナー(知識労働者)には打って付けかもしれない。あるいは、ビジネスコーチやコンサルタント、ウェブデザイナーやプログラマーにとっても新しい事業領域を開くきっかけになり得る。

この間の宿泊施設はもちろん用意されていて、コワーキングスペースも自由に使えてイベントやワークショップにも参加できる。期間中に2度ほど小旅行も体験できる。いつもとは違う環境の空気や文化に浸れるのはこうしたプログラムの醍醐味でもある。

Hubudは過去に40カ国から1,000人以上のアントレプレナーを迎え入れた実績があり、すでにコリビングを運営していることからも、そのカリキュラムやスケジュールもとにかくよく考えられているようだ。

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費用は滞在費を含めて1万ドル。これを高いと思うか安いと思うか、それは参加者次第だが、こうしたプログラムに参加することで世界への視野が広げられることと、何より同じマインドを持つアントレプレナーたちとグローバルなネットワーキングができることは非常に大きい。そう考えると、1万ドルというコストもぼくにはリーズナブルに感じるがどうだろう。

このプログラムは9月3日からはじまる。参加を希望するなら、まずはここから申し込もう

フォームから申し込むと、15分の電話インタビューの日程を決めるメールが来る。そのインタビューで参加者の目的と「Launch30」のメニューがフィットしてるかどうかをお互いに確認する。ここは結構重要なのでしっかり確認しておきたい。そこで問題がなければ、その後、1週間ほどで参加OKの知らせが来る。あとはデポジットを支払い荷物をまとめて空港に向かうだけだ。

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これからは「移働」して「起業」しよう

「Launch30」は、コワーキングスペースがコワーケーションの文脈で提供する新しい取り組みとして注目に値する。ややもするとバケーションに偏りがちなコワーケーションに、明確に「起業」というテーマをパッケージングしたからだ。これは日本でもやるべきだと思い、ぼくも今期からのコワーキングツアーで、数日間だけだが試行する。

起業のプロセスにおいては、環境を変えて思考回路をリブートすることも時に必要だ。そこで、起業家コミュニテイに参加し、専門家の指導を得てビジネスプランを形にするのは、後々も大きな効果をもたらす体験となる。そのステージとなるコワーキングは、もはやただの「作業場」ではない。あなたのビジネスを実現し、あなたの未来を拓くエンジンだ。

これからは、「移働」して「起業」しよう。世界はもう、そういう時代に入っている。

※参照サイト:Launch30
※画像:Hubud

【Text:伊藤富雄 】
リモートワーク・ハッカー。Webビジネス・コンサルタント。自らコワーカーとして業務遂行しつつ、「コワーキング+コリビング」の啓発、普及を推進中。

2010年、日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を神戸に開設。2012年、経産省認可法人「コワーキング協同組合」設立、代表理事就任。2014年「コワーキングマガジン」発行。2016年より「コワーキングツアー」を開始、ツアーリポートを連載。

今期から「コワーキングツアー」を国内版コワーケーションとして再開。目下の活動テーマは、リモートワークの時代と起業創業の拠点を前提としたコワーキングの社会的役割を提唱する『移働の時代〜Beyond the Coworking』。著書に『グレイトフルデッドのビジネスレッスン#』(翔泳社:翻訳)など。

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